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「JALグローバルクラブ」に入会するともらえる「亀タグ」



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日本航空・JALでおなじみの「亀タグ」の話です。

 

「JALグローバルクラブ」に入会するともらえる「亀タグ」

 

以前ご紹介したことのある「JALグローバルクラブ」(通称「JGC」)。

マイル修行を積み、その搭乗実績が「サファイア」ステータスに達成することで、このJGCへの入会資格を得ることができます。

 

 

JALグローバルクラブ・JGCに入会するかどうかは自由

入会すると、JALグローバルクラブ・JGC会員でありつづける限り、その後の搭乗実績が年間ゼロでも、「サファイア」ステータスの上級会員待遇を受けることができます。

 

なお、JGCへの入会は、必須ではありません。

JGCに入会すると、簡単に言えば、ゴールドカードのJGC専用のクレジットカードが発行されます。このカードは、当然ながら、それなりの年会費が必要となります。

その年会費がモッタイナイという人は、入会しない方がよいです。

JGCに入会しなくとも、一般会員のマイレージ会員の「サファイア」ステータス以上を毎年維持すれば、同等のステータス会員の特典をキープできます。

しかし、仕事などで飛行機を頻繁に使う機会の人以外では、毎年「サファイア」ステータス以上の搭乗実績を維持するというのは、かなり大変です。

 

 

マイル修行における「解脱」

マイル修行の「解脱」とは、おそらく、この「JGC入会」のことを指しています。

つまり、ある一年間がんばって、飛行機に乗りつづけたら、そのあとの一生涯、上級会員の待遇となります。

あたかも、修行僧が、苦行をして、悟りの境地に達する様子になぞらえているわけです。なお、「解脱」の解釈は、人それぞれで諸説あります。

 

 

「解脱」後のマイル修行は?

上級会員の待遇を得るというのが、マイル修行の目的ならば、JALグローバルクラブ(JGC)に入会できてしまえば、その後のマイル修行というのは行う必要はありません

JALグローバルクラブ(JGC)の年会費を払い、その会員である限り、ラウンジ利用・優先レーンの利用・プリライオリティバッゲージなどのステータス会員の特典を享受できます。

しかし、スタータス最上位である「ダイヤモンド」や「JGCプレミア」を目指したいという人は、解脱後もひたすら飛行機に乗り続けることになります。ダイヤモンド会員は、基本的にプラスチックの会員カードが発行されるのですが、ある条件をクリアすると、メタル製の会員カードがもらえるようで、そういう謎の仕組みが飛行機の利用を促させます。

 

また、日本航空・JALで「解脱」したら、つぎは全日空・ANAで「マイル修行」を行う、という人もいます。マイル修行と解脱の仕組みは、両社はほぼ一緒なので、同じように飛行機に乗り続ければ、達成できます。

 

 

「亀タグ」の意味は

さて、本題の「亀タグ」の話です。

JALグローバルクラブ(JGC)に入会すると、日本航空・JALから「亀タグ」が贈呈されます。なぜ「亀タグ」なのかは、その見た目が亀の亀甲に似ているからです。

日本航空・JALのロゴの「鶴」と「亀」タグで、なんともめでたい組み合わせです。

 

この「亀タグ」には、日本航空・JALファンには有名な存在です。この「亀タグ」の本来の役目は、カバンにつける、ネームプレートです。亀タグの表面には、名前が記されています。

 

しかし、いろいろなバリエーションがあり、これがなかなかのクセモノです。

 

 

生涯実績プログラム「JGC Life Mileage」

日本航空・JALが、「JGC Life Mileage」というJGC会員を対象とした生涯実績プログラムを、2015年春から始まりました。

これは、以下のような感じで、JALマイレージバンク・JMB会員になってから、日本航空・JALの飛行機に搭乗した実績が記録されていて、その搭乗実績に応じて、星のランクで表彰され、亀タグがいただけます

たとえば、累計の搭乗実績が「国際線75万マイル または 国内線1000回搭乗」を達すると、4つ星となり、「赤亀タグ」が贈呈されます。

 

ランク 条件 タグ

ONE STAR
国際線15万マイル
または
国内線300回搭乗
JGCネームタグ
★★
TWO STAR
国際線25万マイル
または
国内線500回搭乗
緑亀タグ
★★★
THREE STAR
国際線50万マイル
または
国内線750回搭乗
茶亀タグ
★★★★
FOUR STAR
国際線75万マイル
または
国内線1000回搭乗
赤亀タグ
★★★★★
FIVE STAR
国際線100万マイル
または
国内線1250回搭乗
黒亀タグ

 

以前、この最上位である★5つの「FIVE STAR」になるためには、どのぐらいの費用と搭乗が必要なのかを試算したことがあります。

 

 

国際線の場合:東京-ニューヨークを74回往復で約1,000万円で達成

国際線100万マイルを達成する場合を見てみましょう。

日本・東京から最遠地の一つが「アメリカ・ニューヨーク」で、その距離は片道6,737マイルです。

運賃は、日本航空・JALの割引運賃である「ダイナミックセイバー7」などで計算すると、料金 125,830円(ダイナミックセイバー7:94,000円 + サーチャージ等:31,830円 注意:価格は2015年の計算当時のもの)

 

100万マイル達成には 74回往復、簡単に計算する飛行機代だけで962万円が必要となります。

100万マイル÷6,737マイル=148回(74往復)
74往復×13万円=962万円

 

 

国内線の場合:月2回搭乗して50年後に達成

国内線1,250回の場合を考えてみましょう。

月に1回、飛行機に乗るとすると、年に24回の搭乗となります。

そのペースで飛行機に乗りつづけると、単純計算で1,250回÷24回→52年後には達成となります。

1,250回÷24回/年間=52年後

 

(参考記事) JGC Life Mileageで「Five Star」になるには
JALのJGC会員を対象とした生涯実績プログラム「JGC Life Mileage」プログラムが2015年春よりスタート。その最上位ランクである「Five Star」になるには?

 

 

「解脱」後の新たな目標?

サファイア・ステータスをがんばって達成し、ようやく「上級会員になった!」とよろこんでいだら、次に向かうべき、ターゲットが与えられるわけです。

完全に、馬の前のニンジンの状態です。

 

なお、上位ランクに行くと、特別待遇サービスもあるとか。詳細分かっていません。

私自身、この「亀タグ」はまだ未経験のことが多く、搭乗実績を重ねながら、いずれご紹介したいと思います。

 

 

現在の生涯実績プログラム「JGC Life Mileage」の状況

本記事で紹介した生涯実績プログラム「JGC Life Mileage」の状況です。

遅い歩みです。

 

ようやくJGC Life Mileage「★ ONE STAR」を達成
国際線15万マイル達成で「★ ONE STAR」に (2018年10月)

 

 

関連テーマの記事

本記事で紹介した「ステータス会員」「JALグローバル会員(JGC)」の詳細は、以下の記事を参照してください。

 

〜〜[マイル修行の教科書]〜〜
日本航空・JALの上級会員・ステータス会員の種類

JALでの「上級会員・ステータス会員」の種類を紹介します。

 

〜〜[マイル修行の教科書]〜〜
日本航空・JALの上級会員・ステータス会員になるメリット

「上級会員・ステータス会員」になると、何があるのでしょうか?

 

〜〜[マイル修行の教科書]〜〜
「サファイア」ステータスを達成して「JALグローバルクラブ」に入会

マイル修行を始めたら、まずは「サファイア」ステータスを目指します。

 

 

 

 

Have a good flight! ✈

 



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