「OKA-SIN」(沖縄経由シンガポール行き)でのマイル修行時、利用頻度が多くなる「シンガポール・チャンギ(Changi)国際空港」について、修行をはじめる前に、事前に知っておきましょう。
シンガポール・チャンギ国際空港の名物?「Social Tree」
- 世界空港賞でナンバー1の空港
- 第一印象は「香辛料の香り」
- 旅行者にやさしい空港「シンガポール・チャンギ国際空港」
- 改善すべき羽田空港と成田空港
- 飛行機の離発着が100秒に1回
- 入出国がスムーズ
- ラウンジも充実
- 「シンガポール・チャンギ国際空港」の注意点
- 世界とつながる空港:150カ国をむすぶ
- シンガポール経由メルボルン(SIN-MEL)コース
- 日本・シンガポール外交関係樹立50周年
シンガポール・チャンギ国際空港(Singapore Changi Airport)。
この空港の特徴は、何と言っても「旅行者にやさしい空港」。
世界空港賞でナンバー1の空港
航空サービスリサーチ会社「スカイトラックス(Skytrax)」で世界空港賞(ワールド・エアポート・アワード)のナンバー1に選ばれ、しかもここ数年1位をキープしています。
実際に、空港に降りてみると、「1位」となる要素が実感できます。
第一印象は「香辛料の香り」
飛行機が着陸して、ボーディング・ブリッジに降りると、
東南アジア独特の、ちょっと蒸し暑く、香辛料の香りの空気。
それが、シンガポール・チャンギ国際空港の第一印象でした。
ちなみに、日本の羽田空港は、灰色で曇りっぽい空気、という印象を持っています。
旅行者にやさしい空港「シンガポール・チャンギ国際空港」
とにかく、空港が広い。
現在、ターミナルビルが1から3まであり、第4のターミナルビルも建設中です。
そして、施設が充実。
- 無料の映画館
- ショッピングエリア
- 仮眠スペース
- 屋内外ガーデン
- 無料Wifi
- 電源スポットも多数
- プール
- 乗り継ぎ旅客向けの無料市内ツアー
などなど、空港を楽しく過ごせるスポットが、いろいろと揃っています。
これだけ揃っていると、「SIN」タッチで、シンガポール滞在が24時間もない時は、空港内で過ごした方が、ラクかもしれません。
改善すべき羽田空港と成田空港
こういう空港を見てしまうと、日本の羽田空港や成田空港が、かなり殺風景に見えてきます。
日本の国内空港は、従来の無機質な空港から、フレンドリーな空港へと、いろいろと、がんばっているわけですが、2020年の東京オリンピックの開催など、今後、海外からの旅行者を迎えるにあたり、ハード・ソフトの面も含めて、改善すべきところがあると感じます。
飛行機の離発着が100秒に1回
旅行者にやさしい、かつ、忙しい空港でもあります。
100秒に1回の割合で飛行機が離発着していると言われる東南アジア最大級のハブ空港
とも称されています。
空港内のとあるとこ(場所:ターミナル3「Aviation Gallery」)ろに、1日の離発着数のカウントを表示しているところがあります。それを見ると、秒単位で、旅行者が増えていく様子は、圧巻です。
入出国がスムーズ
シンガポール・チャンギ国際空港の旅客者は多いのですが、多い割には、入国審査はそれほど並ばずに、終わります。
いつだったか、飛行機が空港に到着して、10分もかからずに、入国審査を終えたこともあります。
各ターミナルに、入国・出国カウンターがあり、係の人数も多く、手際よく対応しています。とにかく、そのあたりのストレスは、極めて少ないです。観光収入を大事にしている、シンガポールの施策の一環かもしれません。
なお、出国審査は、入国時よりは、すこし並びます。
ラウンジも充実
シンガポール・チャンギ国際空港はラウンジも充実しています。
たとえば、日本航空・JALの「サファイア」ステータス以上になると、航空会社のラウンジが使えるようになります。
ステータス未達でラウンジ利用ができなくとも、有料のサービスラウンジもあり、仮眠やシャワーなどが揃っています。
「シンガポール・チャンギ国際空港」の注意点
なお、この「シンガポール・チャンギ国際空港」の注意点がひとつあります。
それは、「セキュリティ検査」。
通常、空港のセキュリティ検査は、出国審査の前後にありますが、ここ「シンガポール・チャンギ国際空港」は、搭乗直前に行います。
しかも、搭乗開始30分ほど前からしか、セキュリティ検査が始まらないので、時刻間際になると、待ち行列ができます。
余裕を持って、搭乗口に向かって方がいいです。
世界とつながる空港:150カ国をむすぶ
飛行情報の行先案内板を見ると、見慣れない航空会社や地域名などが多数あり、この「シンガポール・チャンギ国際空港」から、いろいろな世界につながっていて、ハブ空港というのは、こういうところなんだなと感じてしまいます。
シンガポールからの渡航先:約300都市
(2016年5月現在、各空港公表の数値)
日本からいろいろな国に行けますが、
シンガポールではさらに多くの国や都市に行くことができます。
日本からシンガポールまで出て、そこから、さらに別に国へ飛ぶというプランですと、活動範囲がさらに広がります。
シンガポール経由メルボルン(SIN-MEL)コース
それを利用して、シンガポール経由オーストラリア・メルボルンに行ってみました。これは、なかなかいい旅です。飛行機に、往復で4回も乗り、飛行機の旅も十分楽しめます。
日本・シンガポール外交関係樹立50周年
「SIN」タッチで、シンガポール滞在が24時間もない時は、空港内で過ごすというのも、ありかもしれません。
なお、2016年は、日本・シンガポール外交関係樹立50周年(SJ50)という記念すべき年。それを記念した特典なども用意されていて、シンガポールの観光がしやすい年とも言えます。
マイル修行とはいえ、せっかくシンガポールに来たのだから、市内に行くというもアリでしょう。
空港から市内へは、MRT(地下鉄)で行くことができ、アクセスはいいです。「SIN」ステイで、何日間かシンガポールに滞在というも、面白いです。