マイル修行中の人が読むと「なるほど」と共感する箇所が多い。それ以外の人が読むと、「バカじゃないのか?」と思うかもしれません。。。
年間搭乗回数1000回以上
年間1000回以上も、飛行機に乗るという、パラダイス山元さん。
日本航空・JAL、全日空・ANAのステータス会員は当然になっていて、どちらも最上位ステータスです。
もはや「修行」という領域は超えて、はるか彼方の境地に達してしまっています。
飛行機の楽しみ方の指南書
その方が書いた、飛行機の楽しみ方の指南書。
用がなくとも飛行機にのっていいではないか
飛行機に乗るのが目的
などの持論がいろいろと出てきます。
飛行機に乗るために乗る
「飛行機に乗る」というと、「出張」や「旅行」の目的のための手段というイメージが強く、目的がなく飛行機に乗ることがダメ、言い換えると「飛行機が好きだから乗る」ということがタブーのようなイメージが一般的です。
しかし、「鉄道が好きだから、鉄道に乗る」という鉄道好きが存在するように、そういう飛行機好きがいてもいいわけで、飛行機という手段が目的になってもいいのだと、諭してくれます。
ヨーロッパ経由で名古屋へというエピソード
一番印象に残っているのは、東京から名古屋に行くのに、東京からヨーロッパに行き、そして名古屋に向かう、というエピソード。
新幹線であれば、2時間弱で着くのに、 何日もかけて名古屋に向かいます。ほんとうに、飛行機好きでないと、できない移動方法です。
飛行機に乗りたくなる本
この本を読むと、飛行機に乗りたくなるから、不思議です。
なお、この本の文章は、すべて上空の機内で書かれたそうです。
以前、飛んでいる機内の中で、この本を読んだことがあります。
最高に臨場感のある読み方でした。