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JALステータス会員の修行方法、飛行機/空旅の時事話題について

ステータス会員に昇格するオススメ修行ルートを紹介



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一ヶ月間に地球約2周して、「旅」を楽しみながら、航空会社のステータス会員になれるルートを紹介。

 

一ヶ月間に地球約2周して、ステータス会員に昇格するオススメ修行ルートを紹介

 

 

「苦行」のマイル修行か、「旅」や「楽しみ」のマイル修行か

ステータス達成のための「マイル修行」というと、定番の「沖縄-シンガポール」ルート(通称:OKA-SIN)コースや、沖縄離島区間の往復とかが多くなります。

最初は飛行機に乗ることにワクワクしながらも、1日数往復あるいは国際線-国内線の連続搭乗ですと、徐々に「まだ着かないのか」「機内で寝ているだけ」とか、そういうことになり、最後には「苦行」に近い状況となります。

飛行機が好きで飛行機に乗っているのに、こういう状況は悲惨です。

せっかくならば、「マイル修行」をしながらも、飛行機の「旅」を楽しみたいものです。

 

そんな「旅」として楽しみながら、ステータス会員を達成できるマイル修行ルートを考えてみました。

 

注意

  • ここで紹介するのは、日本航空・JAL 、ワンワールド・One Worldでのルートです。
  • 貯める搭乗実績は、日本航空・JALのFLY ON ポイントです。「サファイア」ステータス:50,000ポイントを目指します。
  • 2016年10月に修行した場合の試算:2016年8月上旬時点での運賃・税金・燃油特別付加運賃等の費用を基にしています。エコノミークラスの割引運賃「ダイナミックセイバー」を利用し、同運賃が設定されていない路線は、類似の運賃を利用します。ビザ取得費用・ホテル代などの現地滞在費は含んでいません。
  • キャンペーン等によるFLY ON ポイントボーナスは考慮していません。

  • コードシェア便などの場合、その後の当該航空券の販売状況等により、売り切れで購入できない場合もあります。

 

なお、ここにあげているルートは、最安修行ルートではありません。飛行機にただ乗るだけでなく、「旅」として楽しめるという点でルートを作っています。

 

  

1〜4レグ:まずは定番の「OKA-SIN」コースからスタート

 

日にち 便名
区間
区間マイル
搭乗時間
FLY ON ポイント
(計算式)
10月2日 JL920
沖縄発20:00 羽田着22:15
984マイル
2.5時間
2,368
(984×2+400)
10月3日 JL035
羽田発00:05 シンガポール着06:15
3,312マイル
7.0時間
2,884
(3,312×0.5×1.5+400)
10月5日 JL038
シンガポール発01:50 羽田着09:50
3,312マイル
7.0時間
2,884
(3,312×0.5×1.5+400)
10月5日 JL513
羽田発11:30 札幌着13:00
510マイル
1.5時間
1,420
(510×2+400)
費用:66,350円 区間マイル:8,118マイル FLY ON ポイント:9.556
単価:6.94円/FLY ON ポイント

利用運賃:ダイナミックセイバー5 (行き:タイプE 帰り:タイプF):運賃額¥60,000、税金・燃油特別付加運賃等¥6,350

 

最初は、マイル修行の定番コースである、「沖縄-シンガポール」ルート、通称「OKA-SIN」コースを経験してみましょう。

なお、この「OKA-SIN」とは、沖縄(OKA) - シンガポール(SIN)の略です。沖縄 から シンガポール に直接行くのではなく

沖縄 → 東京
東京 → シンガポール
シンガポール → 東京
東京 → 沖縄

という行程の、
「沖縄 発・東京 経由・シンガポール 行き」
というのが正確なルート名です。

  

www.flight-mile.info

 

 まずは、沖縄からスタートします。出発地である「沖縄」には、お住いのエリアから、お好きな方法でたどり着いてください。

「ダイナミックセイバー」という日本航空・JALの割引運賃の制約上、シンガポール現地に最低2日間滞在しなくてはいけません。

シンガポールに滞在することは、それほど困難なことはないと思います。中心部はかなり都市化されていて、東京に近い感じです。

また、英語圏・中華圏・アジア圏・インド圏の、4つほどの民族が共存するマルチカルチャーな国で、英語も「シンガポール英語:シングリッシュ」という形になっていて、 発音や文法が間違っていても、通じやすい感じです。

これからの旅程で使う英語に少し慣れておきましょう。

 

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ただシンガポールの欠点をあえて言えば、

蒸し暑い国

暑さは、日差しがきついというのではなく、東南アジア特有の高湿気による、蒸し暑さ。個人的な感想では、その蒸し暑さは日本以上だと思います。

そういう暑い国から、日本に戻ったら、秋の北海道・札幌に行き、少し涼みましょう。 

 

 

5〜8レグ:初夏のオーストラリアを楽しみましょう

 

日にち 便名
区間
区間マイル
搭乗時間
FLY ON ポイント
(計算式)
10月6日 JL6118
札幌発13:10 成田着14:45
510マイル
1.5時間
1,420
(510×2+400)
10月6日 JL771
成田発19:25 シドニー着07:10
4,863マイル
10.0時間
4,047
(4,863×0.5×1.5+400)
10月9日 JL772
シドニー発09:15 成田着17:05
4,863マイル
10.0時間
4,047
(4,863×0.5×1.5+400)
10月9日 JL6191
成田発18:55 沖縄着22:00
984マイル
2.5時間
2,368
(984×2+400)
費用:114,770円 区間マイル:11,220マイル FLY ON ポイント:11,883
単価:9.66円/FLY ON ポイント

利用運賃:ダイナミックセイバー5 (行き:タイプD 帰り:タイプF):運賃額¥102,000、税金・燃油特別付加運賃等¥12,770

 

ご存知のように、オーストラリアは南半球の国で、 日本とは逆の季節です。10月ですと、春-初夏の頃で、過ごしやすい季節の一つです。

シンガポールなどの東南アジアは、搭乗時間が7時間ほどなので、ちょっと眠っていたり、機内で映画などを見ていると、すぐに着きます。

日本からオーストラリアへの飛行機の搭乗時間は、片道10時間。いわゆる「長距離路線」です。機内食も2-3回ほど供されます。

「長距離」の飛行機の搭乗は、国内線に搭乗するのとは、ちょっと異なりますので、そういう飛行機の旅にも慣れてみましょう。

ほぼ半日を飛行機の中で過ごします。同じ座席に、10時間も座り続けるというのは、体調や状況によっては、「長い」と感じることがあります。

長距離に慣れれば、アメリカやヨーロッパへの旅も楽になります。

 

 

9〜12レグ:日本からの最長路線「東京-NY」区間にチャレンジ

 

日にち 便名
区間
区間マイル
搭乗時間
FLY ON ポイント
(計算式)
10月10日 JL6186
沖縄発12:15 成田着14:50
984マイル
2.5時間
2,368
(984×2+400)
10月10日 JL004
成田発18:25 JFケネディ着18:20
6,723マイル
13.0時間
3,762
(6,723×0.5×1+400)
10月12日 JL003
JFケネディ発09:30 成田着12:40
6,723マイル
14.0時間
3,762
(6,723×0.5×1+400)
10月13日 JL6145
成田発15:30 福岡着17:40
567マイル
2.0時間
1,534
(567×2+400)
費用:158,290円 区間マイル:14,997マイル FLY ON ポイント:11,425
単価:13.85円/FLY ON ポイント

利用運賃:ダイナミックセイバー7 (行き:タイプF 帰り:タイプF):運賃額¥148,000、税金・燃油特別付加運賃等¥10,290

 

「長距離路線」に慣れたら、今度は、さらに距離が長い「東京-ニューヨーク」にチャレンジしてみましょう。これは、日本航空・JALの、現時点での最長路線です。

 

搭乗時間は約14時間。1日の2/3を機内で過ごします。

また、日付変更線を越えるフライトで、往路は出発日と同じ日時に到着し、復路は1日飛び越えたりして、時間の感覚も狂いやすいです。

 

 

13〜16レグ:近場で一息しましょう

 

日にち 便名
区間
区間マイル
搭乗時間
FLY ON ポイント
(計算式)
10月14日 JL300
福岡発07:00 羽田着08:35
567マイル
2.0時間
1,534
(567×2+400)
10月14日 JL029
羽田発10:00 香港着13:35
1,823マイル
4.5時間
1,767
(1,823×0.5×1.5+400)
10月16日 JL736
香港発10:40 成田着16:05
1,823マイル
4.5時間
1,767
(1,823×0.5×1.5+400)
10月16日 JL3049
成田発18:45 札幌着20:30
510マイル
1.5時間
1,420
(510×2+400)
費用:62,450円 区間マイル:4,723マイル FLY ON ポイント:6,489
単価:9.62円/FLY ON ポイント

利用運賃:ダイナミックセイバー3 (行き:タイプE 帰り:タイプF):運賃額 ¥58,700、税金・燃油特別付加運賃等¥3,750

 

ニューヨークから戻ったら、「中距離」路線で、軽めのフライトにしましょう。 

「え、もう着いたの?」

と感じると思います。

 

 

17〜20レグ:再び長距離にチャレンジ、ヨーロッパへ

 

日にち 便名
区間
区間マイル
搭乗時間
FLY ON ポイント
(計算式)
10月17日 JL500
札幌発08:00 羽田着09:40
510マイル
1.5時間
1,420
(510×2+400)
10月17日 JL043
羽田発11:20 ヒースロー着15:50
6,214マイル
12.5時間
3,507
(6,214×0.5×1+400)
10月20日 JL044
ヒースロー発19:15 羽田着15:00
6,214マイル
12.5時間
4,750
(6,214×0.7×1+400)
10月21日 JL921
羽田発16:25 沖縄着19:05
984マイル
2.5時間
2,368
(984×2+400)
費用:190,770円 区間マイル:8,118マイル FlY ON ポイント:9.556
単価:15.84円/FLY ON ポイント

利用運賃:ダイナミックセイバー7 (行き:タイプE 帰り:タイプB) :運賃額¥171,500、税金・燃油特別付加運賃等¥19,270

 

長距離路線のもう一つ方面である「ヨーロッパ」にも行ってみましょう。

 

「サファイア」達成

ここまでの累計FLY ON ポイントを確認してみましょう。

 

FLY ON ポイント:51,397

 

ステータス条件である50,000を超え、「サファイア」ステータス達成です。

 

ちなみに要した費用は592,630円、単価は11.5円/FLY ON ポイントです。

 

さらに、「サファイア」より上の「JGCプレミア」というステータスを狙うのであれば、次のコースも引き続き行ってみましょう。

「JGCプレミア」のステータス会員となると、日本航空・JALや、ワンワールド・One World系列の航空会社において、ファーストクラスラウンジなどの利用など、さらに上の待遇サービスとなります。

 

 

21〜24レグ:コードシェアを利用した乗り継ぎという応用技にもチャンレジ

 

日にち 便名
区間
区間マイル
搭乗時間
FLY ON ポイント
(計算式)
10月22日 JL900
沖縄発07:35 羽田着09:50
984マイル
2.5時間
2,368
(984×2+400)
10月22日 JL037
羽田発11:30 シンガポール着17:35
3,312マイル
7.0時間
2,884
(3,312×0.5×1.5+400)
10月22日 JL7887
シンガポール発18:35 パース着23:45
2,431マイル
5.0時間
1,616
(2,431×0.5×1.0+400)
10月25日 QF568
パース発22:55 シドニー着06:05
2,038マイル
4.0時間
対象外
10月26日 JL772
シドニー発09:15 成田着17:05
4,863マイル
10.0時間
4,047
(4,863×0.5×1.5+400)
10月26日 JL3007
成田発18:25 伊丹着19:50
280マイル
1.5時間
960
(280×2+400)
費用:115,190円 区間マイル:13,908マイル FlY ON ポイント:11,875
単価:9.70円/FLY ON ポイント

利用運賃:ダイナミックセイバー5 (行き:タイプE 帰り:タイプF):運賃額¥103,000、税金・燃油特別付加運賃等¥12,190

 

日本からの直行便だけでなく、海外乗り継ぎ・コードシェア というのを利用すると、行動範囲は、かなり広がります。

  • 香港 乗り継ぎでアフリカへ
  • アメリカ 乗り継ぎで南アメリカ

などというコースもあります。

ここでは、シンガポールからオーストラリアに行ってみましょう。

なお、「シンガポール - オーストラリア・パース」「パース - シドニー」間は、日本航空・JALではなく、「カンタス航空・Qantas」です。

カンタス航空・Qantasは、けっこう面白い航空会社で、変わった機内食や、充実した機内エンタメがあり、お気に入りの航空会社の一つです。乗り慣れている日本航空・JALとは違った雰囲気を楽しめます。また、シンガポールにあるカンタスラウンジも、けっこう好きです。

 

www.flight-mile.info

 

 

 

25〜27レグ:ふたたび近場で一息しましょう

 

日にち 便名
区間
区間マイル
搭乗時間
FLY ON ポイント
(計算式)
10月27日 JL5211
関西発09:30 インチョン着11:20
525マイル
2.0時間
951
(525×0.7×1.5+400)
10月29日 JL090
金浦発08:00 羽田着10:10
758マイル
2.0時間
969
(758×0.5×1.5+400)
10月29日 NU073
羽田発14:15 石垣着17:25
1,224マイル
3.0時間
2,848
(1,224×2+400)
費用:53,240円 区間マイル:2,507マイル FlY ON ポイント:4,768
単価: 11.17円/FLY ON ポイント

利用運賃:ダイナミックセイバー3(行き:タイプE 帰り:タイプE):運賃額¥47,000、税金・燃油特別付加運賃等¥6,240

 

往路は、「大韓航空・KAL」を利用します。

2時間ぐらいの搭乗時間なので、「あっ」という間に、到着です。

 

 

28〜30レグ:最後は中東へ

 

日にち 便名
区間
区間マイル
搭乗時間
FLY ON ポイント
(計算式)
10月29日 NU086
石垣発20:00 関西着22:15
969マイル
2.5時間
2,338
(969×2+400)
10月29日 JL5099
関西発23:40 ドバイ着04:50
4,721マイル
10.5時間
5,121
(4,721×1.0×1.0+400)
10月31日 JL5094
ドバイ発08:00 羽田着22:45
4,957マイル
10.5時間
5,357
(4,957×1.0×1.0+400)
費用:220,060円 区間マイル:10,647マイル FlY ON ポイント:12,816
単価:17.17円/FLY ON ポイント

利用運賃:JALエコノミーセイバー:運賃額¥213,200、税金・燃油特別付加運賃等¥6,860

 

 最後は、利用する航空会社は「エミレーツ航空・Emirates」です。

 オイルマネーを原資に、観光産業を振興しているドバイ。砂漠の上にそびえ立つ、近代的なビル群などは、写真や映画にも登場します。一度は訪れてみたい都市です。

 

 

「JGCプレミア」達成:ファーストクラス・ステータスへ

ここまで搭乗すると、

 

FLY ON ポイント:80,855

 

「JGCプレミア」のステータス条件である80,000を超えます。

ちなみに要した費用は981,120円、単価は12.13円/FLY ON ポイントです。

 

 

まとめ:一ヶ月で地球約2周して「サファイア」ステータス達成

 

-「サファイア」ステータス達成-

搭乗回数:20回
搭乗時間:114時間:約5日
飛行距離:52,980マイル:地球約2周
費用:約60万円

 

 

まとめ:地球をもう1周すると「ファーストクラス」級の最上位ステータス達成

 

-「JGCプレミア」ステータス達成-

搭乗回数:30回
搭乗時間:173時間:約7日
飛行距離:80,042マイル:地球約3周
費用:約98万円

 

 

まとめ:一ヶ月で4つの航空会社を利用、8カ国14地域訪問

 

  • 日本航空・JAL、カンタス航空・Qantas、大韓航空・KAL、エミレーツ航空・Emiratesの4つの航空会社を利用
  • シンガポール、オーストラリア(シドニー、パース)、アメリカ(ニューヨーク)、香港、イギリス(ロンドン)、韓国(ソウル)、アラブ首長国連邦(ドバイ)の7カ国8都市訪問
  • 沖縄、東京、札幌、福岡、大阪、石垣の日本国内6地域訪問

 

 

と、ここまで書いて、とある欠点に気づきました。致命的ではないのですが、「もったいない」と思える事項です。それについては、また次回。

 

Have a good flight! ✈

 



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