初心者でもわかる、航空会社ラウンジの利用方法について。
「羽田空港 国際線JALサクララウンジ・スカイビュー」
高い場所にあり、飛行機を眺められるのが最高です
- 初心者にはわかりにくい航空会社ラウンジの使い方
- 各自自由に過ごすラウンジ
- 初めてのスタバでの注文のような感じ
- 国際線ラウンジでできること
- 理想的な過ごし方の時間配分スケジュール
- さらに上質な国際線ファーストクラスラウンジ
*お詫び:当初、表題の「国際線JALサクララウンジの利用要領」についてまとめようとしましたが、それ以外の内容が多くなってしまいました。後日、改めてまとめなおします。
初心者にはわかりにくい航空会社ラウンジの使い方
航空会社のステータス会員でない人を、ゲストでラウンジにお連れすると、ラウンジで何をすればいいのか戸惑う反応を示されることがあります。
たしかに、私もステータス達成して、初めてラウンジに入った時、「スゴイ空間」と思いました。同じ空港内に、一般出発エリアと全然雰囲気が違う空間が隠れていて、なんだか、天国と地獄のような感じでした。
しかし、その一方で、このラウンジで何をすればいいか、というがよくわからなかった記憶があります。
上述のゲストのように、 ラウンジ経験のない人がたまたまラウンジに入った場合、経験者などのガイドする人がいないと、恐縮して、ただ座って終わり、ということになってしまうかもです。
各自自由に過ごすラウンジ
ホテルなどのクラブラウンジなどでは、入室すると、スタッフの人がガイドしてくれたり、食べ物や飲み物の面倒を見てもらえることがあります。
JALサクララウンジなどのような航空会社ラウンジでは、そういうことはあまりなくて、受付を済ませて、ラウンジに入れば、あとは各自ご自由にどうぞ、というような感じです。
今のデパートの売り場のように、スタッフからお客さんに積極的には話しかけない、というようなスタイルのようなので、初めての人には、ちょっと戸惑うということになります。
ただ、完全に無放置というわけではないです。こちらからスタッフに尋ねれば、いろいろと対応してくれるし、また、ファーストクラス利用客や社会的なVIP客の場合、スタッフがお世話をされていることがあります。
航空会社ラウンジによっては、スタッフの方が面倒を見てもらえることがあります。たとえば、羽田空港の国際線キャセイパシフィック航空のラウンジは、そんな感じです。その羽田空港の国際線キャセイパシフィック航空のラウンジは、ホテル・オークラが委託されているので、ホテルのスタッフらしい配慮があるのだと思います。
初めてのスタバでの注文のような感じ
スターバックスでのオーダーは、初めての人が注文しようとすると、けっこう戸惑います。
サイズの読み方が「ショート」「トール」「グランデ」と聞きなれない呼び方だったり、「無脂肪乳」「低脂肪乳」「豆乳」などのミルクの種類の選択など、いろいろと自分流にカスタマイズできたり。
慣れている人は違和感なくオーダーをできますが、わからない人には難しいものです。自分好みに変えたりと、選択肢が多いのが、この戸惑いの原因かもしれません。
ラウンジもそれに似ている感じです。
国際線ラウンジでできること
国内線ラウンジですと、雰囲気のいい待合室に、アルコール含むドリンクが用意されている、という感じで、ラウンジに入れば、その使い方にそれほど悩むことはないと思います。
国際線ラウンジになると、ラウンジ内のサービスが変わってきます。簡単に列挙すると、
- 十分な食事
- 豊富なドリンク
- シャワールーム
- マッサージ
- 仕事用スペース
- プリントアウトなどができるプリンター
- ネットも使える
- 自由に使えるPCも置いてある
という感じで、サービスが充実していて、そのまま住んでしまいたい感じです。
たとえば、日本国内の国際線JALサクララウンジでの、2017年5月のフードやドリンクメニューの内容を調べると、
朝食
- スクランブルエッグ
- ハッシュブラウンポテト
- ソーセージ
- コンフレーク
- ヨーグルト
- さわらの西京漬け
- 玉子焼き
- 明太子
- 炊きたてご飯(山形県産 はえぬき)
- 味噌汁
- かつお梅干し
- 野沢菜
- フレッシュサラダバー
- 冬瓜とチキンのスープ
- ユッケジャン風スープ
- メゾンカイザーの天然酵母パン
- サンドイッチ
- JAL特製オリジナルビーフカレー
- ミックスフルーツ
昼食
- 海老とチキンのグラタン
- ハンバーグのトマトソース
- 焼売(黒豚入り)
- えび海鮮餃子
- 煮穴子の手まり寿司
- 牛丼
- 温うどん
- チョコレートデニッシュ
- 炊きたてご飯(山形県産 はえぬき)
- 味噌汁
- かつお梅干し
- 野沢菜
- フレッシュサラダバー
- 冬瓜とチキンのスープ
- ユッケジャン風スープ
- メゾンカイザーの天然酵母パン
- サンドイッチ
- JAL特製オリジナルビーフカレー
- ミックスフルーツ
夕食
- 海老とチキンのグラタン
- ハンバーグのトマトソース
- 焼売(黒豚入り)
- えび海鮮餃子
- 煮穴子の手まり寿司
- 牛丼
- 温うどん
- チョコレートデニッシュ
- 炊きたてご飯(山形県産 はえぬき)
- 味噌汁
- かつお梅干し
- 野沢菜
- フレッシュサラダバー
- 冬瓜とチキンのスープ
- ユッケジャン風スープ
- メゾンカイザーの天然酵母パン
- サンドイッチ
- JAL特製オリジナルビーフカレー
- ミックスフルーツ
*「昼食」と「夕食」は、ほぼ一緒です。
短距離のフライトの場合、ラウンジで食事を十分にとると、その後の機内食がいらないと思うくらいです。
そして、ドリンクメニューは、通常ビール、焼酎やソフトドリンクなどの他に、以下のようなものも用意されています。
季節のワインセレクション
- De Bortoli Lorimer Brut NV(スパークリング)
- Loosen Brothers Loosen Riesling Trocken(白ワイン)
- Bessa Valley Winery Petit Enira(赤ワイン)
こだわりの日本酒
- 江戸開城 純米吟醸原酒
- 寳劔(ほうけん) 純米酒
できることならば、じっくりと時間をかけて味わいものです。
理想的な過ごし方の時間配分スケジュール
海外渡航で、これから飛行機に乗る直前の、旅の始まりのとき、あるいは日本に帰国するときに、ラウンジでゆったりと過ごし、有効活用できると、その旅の満足度が、かなり向上します。
逆に、ラウンジを慌ただしく過ごしてしまうと、なんだか「慌ただしさ」が尾を引く感じです。
できるだけ、心身ともに良い旅にしたいものです。
今までの経験から、ラウンジでゆったりと過ごせる時間配分というのを考えてみると、以下の通りが、自分の中でしっくりとくる過ごし方です。
- 離陸3時間前
空港に着き、チェックイン手続きして、保安検査・出国審査を終えたら、ラウンジへ向かいます。なお、海外空港の場合、3時間より前に着いても、チェックイン手続きできない場合がありますので要注意です。詳しくは、この記事をご参照ください。
- ラウンジに着いたら早めに食事
JALのラウンジならば、JAL特製カレーはこのタイミングで。飛行機に乗り、離陸後しばらくすると機内食が出るので、早く食べておいた方が、胃が楽です。 - 離陸2時間前
マッサージを受けましょう。深夜便ならばシャワーも利用しましょう。出発ラッシュの時間帯は、利用者が多く予約待ちになるときがありますので、ラウンジに入った時に希望時刻で予約を入れておきましょう。 - 離陸1時間前
軽食やドリンクなどを楽しみましょう。ワインなどが季節ごとに変わります。ただし、飲み過ぎには注意です。
さらに上質な国際線ファーストクラスラウンジ
JALサクララウンジのような、一般的なステータス会員・ビジネスクラス利用者が入れる航空会社ラウンジよりも格が高い、国際線ファーストクラスラウンジになると、さらにスゴイことになります。
それはまた後日ご紹介します。。
Have a good flight! ✈