「OKA-HKG」の香港コースも、マイル修行にオススメです。
- オサライ)航空会社のステータス会員になるには「搭乗実績」の条件達成が必要
- 2016年は「OKA-HKG」のコースをよく利用した
- 理由1) 「国際線乗り継ぎ割引運賃」が適用可能(だった)
- 理由2) 香港・東京区間の飛行機の本数が多い
- 理由3) 飛行時間が短い(シンガポールと比べると)
- 理由4) 「インボラ」されやすい
- 理由5) 「e-道」登録で香港の出入国が簡単に
- 理由6) 香港国際空港内にあるキャセイラウンジがすばらしい
- オマケ)香港滞在でオススメのホテル
オサライ)航空会社のステータス会員になるには「搭乗実績」の条件達成が必要
航空会社のステータス会員になるには、所定の「搭乗実績」の条件達成、具体的には「搭乗回数」あるいは「飛行距離」の2種類の条件が存在します。
日本航空・JALの場合ですと、以下のような条件です。
1月から12月までの年間での達成条件 | |
---|---|
JMBクリスタル |
30,000FLY ONポイント / 30回の搭乗 |
JMBサファイア |
50,000FLY ONポイント / 50回の搭乗 |
JMBダイヤモンド |
100,000FLY ONポイント / 100回の搭乗 |
「搭乗回数」の場合、これは簡単で、1年間に飛行機に、50回、80回や100回搭乗すれば、該当のステータスになります。
「飛行距離」の場合、 単純に距離というわけではなく、少し複雑になります。
日本航空・JALの場合、「FLY ON ポイント」という独自の評点ポイントに換算されて、評価されます。以下のような式です。(全日空・ANAも同様な仕組みとなっています。)
国内線
積算マイル×2倍+400*
国際線
JAL便の日本発着 中国・香港・アジア・オセアニア線
積算マイル×1.5倍+400*
上記以外の国際線
積算マイル×1.0倍+400*
*現在、最大400ポイントのボーナスポイントキャンペーンが適用されています。利用運賃により、0から400ポイントのどれかが加算されます。
この独自の評価式により、単に遠い区間を飛べばいいわけではなく、例えばヨーロッパやアメリカに飛ぶよりも、アジア区域で飛んだ方が、FLY ON ポイントが高くなったりします。
さらに、特定区間での「FLY ON ポイント」のボーナスキャンペーンなども、ときどき行われたりします。そのため、この「飛行距離」は、戦略性に富んだプランが可能となり、うまくいけば、かなり効率的に搭乗実績を満たすことができたりします。
2016年は「OKA-HKG」のコースをよく利用した
昨年、2016年は、「OKA-HKG」コース、つまり「沖縄 - 香港」コースをよく利用していました。2ヶ月に1回ぐらいの頻度で乗っていたと思います。
はじめてマイル修行を行なった、2014年は「OKA-SIN」コースを使いましたが、両者を比べると、「OKA-HKG」コースの方が使い勝手が良いように感じました。
理由を考えてみると、以下のようになります。
理由1) 「国際線乗り継ぎ割引運賃」が適用可能(だった)
以前は、東南アジア路線の「OKA-SIN」コースでも「国際線乗り継ぎ割引運賃」が使えましたが、制度変更により、2015年4月から、「国際線乗り継ぎ割引運賃」利用できなくなりました。
しかし、香港などの中国路線では、まだ「国際線乗り継ぎ割引運賃」が使えていました。
「国際線乗り継ぎ割引運賃」が使えるメリットは大きく、
1月:沖縄(往路の国際線乗り継ぎ区間として)
5月:香港
8月:沖縄(復路の国際線乗り継ぎ区間として)
というように、国際線に乗る日程と国内線の日程を切り分けることができ、一つの国際線の航空券で、3回分の旅行ができてしまうわけです。
なお、章タイトルに「だった」とあるのは、さらなる制度変更により、この路線でも「国際線乗り継ぎ割引運賃」は、現在は利用不可となってしまったからです。残念。
理由2) 香港・東京区間の飛行機の本数が多い
2017年6月時点ですと、往路は以下のような中から選ぶことができます。
便名 | 区間/時間 | 備考 |
---|---|---|
JL7041 | 成田発09:15=香港着13:10 | キャセイパシフィック航空とのコードシェア |
JL029 | 羽田発10:00=香港着13:35 | |
JL7031 | 羽田発10:35=香港着14:10 | キャセイパシフィック航空とのコードシェア |
JL7043 | 成田発10:50=香港着14:40 | キャセイパシフィック航空とのコードシェア |
JL7039 | 羽田発16:25=香港着20:00 | キャセイパシフィック航空とのコードシェア |
JL7047 | 成田発17:05=香港着20:55 | キャセイパシフィック航空とのコードシェア |
JL735 | 成田発18:15=香港着22:00 | |
JL7049 | 成田発18:30=香港着22:25 | キャセイパシフィック航空とのコードシェア |
JL7045 | 成田発15:40=香港着21:25 | キャセイパシフィック航空とのコードシェア。台北(桃園)乗り継ぎ |
また、東京発以外にも、福岡・大阪・札幌などからも香港行きの飛行機が出発しています。
同じワン・ワールド系のキャセイパシフィック航空が、同じ路線を飛んでいて、そことのコードシェアがあるから、これだけの本数となります。
これだけ飛んでいると、いろいろな旅程が組み立てられます。
理由3) 飛行時間が短い(シンガポールと比べると)
東京=香港の場合、飛行時間は約5時間。
機内で、映画2本ぐらい見ていると、すぐです。
上の飛行機の表のように、到着時間が、常識的な時間帯が多いので、現地に着いてから動きやすかったです。
シンガポールですと、深夜0時や早朝に着いたり、「着いてから、どうするの?」ということが多い飛行スケジュールで、それと比べると、まともに活動できます。
理由4) 「インボラ」されやすい
私の経験上、香港路線では年に1回ぐらいはインボラをいただき、インボラ率が高い印象をしました。
逆に、海外・中/長距離路線などは「インボラ」はあまり経験なく、シンガポールもなかなか「インボラ」が発生しにくい感じです。
理由5) 「e-道」登録で香港の出入国が簡単に
香港には「e-道」(e-Channel)という出入国審査の自動化ゲートがあります。
商用などで、香港によく訪れる外国人も、この自動化ゲートを利用することができます。日本航空・JALの場合、JGC会員になっていると、特別に、この「e-道」ユーザーとして登録することができます。
この「e-道」は、香港空港に到着し、出入国管理のオフィスで、指紋や顔写真を登録手続きをすると、利用できるようになります。
この「e-道」が使えるようになると、出入国カードの記入が不要となり、出国時も有人の係員ではなく、自動化ゲートでスムーズに進めます。
理由6) 香港国際空港内にあるキャセイラウンジがすばらしい
香港国際空港は、キャセイパシフィック航空の拠点空港です。
そして、キャラ位パシフィック航空のラウンジが半端ないレベルなのです。
まず、ラウンジの数からして
- キャセイパシフィック航空 到着ラウンジ
- キャセイパシフィック航空 ザ・ブリッジ・ラウンジ
- キャセイパシフィック航空 ザ・キャビン・ラウンジ
- キャセイパシフィック航空 ザ・ピア・ビジネスクラスラウンジ
- キャセイパシフィック航空 ザ・ピア・ファーストクラスラウンジ
- キャセイパシフィック航空 ザ・ウィング・ビジネスクラスラウンジ
- キャセイパシフィック航空 ザ・ウィング・ファーストクラスラウンジ
とかなり多く設置されてあり、 そろぞれのラウンジは広く、そして個性的な作りになっています。
なかでも、「ファーストクラスランジ」が素晴らしく、レストランのようなオーダー式のダイニングがあったり、「The Pier」には「Day Suites」という昼寝部屋、「The Wing」には「The Cabana」という個室の浴室があったりと、なんだか別世界です。
これらを経験してしまうと、日本の日本航空・JALのファーストクラスラウンジは、ちょっと物足りなく感じてしまいます。
こうして、2016年に「OKA-HKG」が多かった理由を考えるみると、
- 「理由1) 「国際線乗り継ぎ割引運賃」が適用可能」
- 「理由6) 香港国際空港内にあるキャセイラウンジがすばらしい」
が要因として大きかったように感じます。
ちなみに、2017年は、6月時点で、まだ「OKA-HKG」コースは使っていません。
オマケ)香港滞在でオススメのホテル
2016年の「OKA-HKG」で、よく利用していたホテルが、「リーガル エアポート ホテル」です。
香港のホテル事情は、シンガポールと比べて悪いです。
もともと狭い国土の中に、たくさんの人が押し込められて、高層ビルが建っているという状況からして、人の密集度が半端なく、一般住居の家賃相場が高いことから、ホテル相場が高くなっているように感じます。
普通の値段で、九龍エリアや香港島のホテルに泊まると、日本のビジネスホテルぐらいの、狭い室内のホテルとなることが多いです。一方、それなりにお金を出せば、「ハイアットリージェンシー」「インターコンチネンタル」「ペニンシュラ」などの一流ホテルもあります。
今の香港国際空港は、「赤鱲角島(チェクラプコック島)」に新しくできた空港で、1998年に開港した空港です。
「赤鱲角島(チェクラプコック島)」エリアは、香港ディズニーランドなどもあり、新しく土地開発をしているエリアで、地図をみると、香港のメインエリアである九龍エリアや香港島から離れていて、香港や九龍エリアと比べると相場的に安い感じです。
この「リーガル エアポート ホテル」は、その「赤鱲角島(チェクラプコック島)」エリアにあるホテルで、同じ値段で香港市内に泊まるよりも、部屋はかなり広いです。
また、空港に直結していて、香港島まで約20分で行けるエアポート鉄道(Sameday Returnも可能)もあり、アクセスもよかったりします。
香港リーガル エアポート ホテル(富豪機場酒店)の詳細はコチラ
Have a good flight! ✈