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JALステータス会員の修行方法、飛行機/空旅の時事話題について

定番の「OKA-SIN」もいいけど「OKA-HKG」もオススメ



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「OKA-HKG」の香港コースも、マイル修行にオススメです。

定番の「OKA-SIN」もいいけど「OKA-HKG」もオススメ
香港といえば飲茶。「蓮香居 Lin Heung Kui」にて。

 

 

オサライ)航空会社のステータス会員になるには「搭乗実績」の条件達成が必要

航空会社のステータス会員になるには、所定の「搭乗実績」の条件達成、具体的には「搭乗回数」あるいは「飛行距離」の2種類の条件が存在します。

日本航空・JALの場合ですと、以下のような条件です。

 

  1月から12月までの年間での達成条件
JMBクリスタル
JMBクリスタル
30,000FLY ONポイント / 30回の搭乗
JMBサファイア
JMBサファイア
50,000FLY ONポイント / 50回の搭乗
JMBダイヤモンド
JMBダイヤモンド
100,000FLY ONポイント / 100回の搭乗

 

「搭乗回数」の場合、これは簡単で、1年間に飛行機に、50回、80回や100回搭乗すれば、該当のステータスになります。

 

「飛行距離」の場合、 単純に距離というわけではなく、少し複雑になります。

日本航空・JALの場合、「FLY ON ポイント」という独自の評点ポイントに換算されて、評価されます。以下のような式です。(全日空・ANAも同様な仕組みとなっています。)

(FLY ON ポイントの計算式)

国内線
積算マイル×2倍+400*

国際線
JAL便の日本発着 中国・香港・アジア・オセアニア線
積算マイル×1.5倍+400*

上記以外の国際線
積算マイル×1.0倍+400*

*現在、最大400ポイントのボーナスポイントキャンペーンが適用されています。利用運賃により、0から400ポイントのどれかが加算されます。

 

この独自の評価式により、単に遠い区間を飛べばいいわけではなく、例えばヨーロッパやアメリカに飛ぶよりも、アジア区域で飛んだ方が、FLY ON ポイントが高くなったりします。

さらに、特定区間での「FLY ON ポイント」のボーナスキャンペーンなども、ときどき行われたりします。そのため、この「飛行距離」は、戦略性に富んだプランが可能となり、うまくいけば、かなり効率的に搭乗実績を満たすことができたりします。

 

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2016年は「OKA-HKG」のコースをよく利用した

 昨年、2016年は、「OKA-HKG」コース、つまり「沖縄 - 香港」コースをよく利用していました。2ヶ月に1回ぐらいの頻度で乗っていたと思います。

はじめてマイル修行を行なった、2014年は「OKA-SIN」コースを使いましたが、両者を比べると、「OKA-HKG」コースの方が使い勝手が良いように感じました。

理由を考えてみると、以下のようになります。

 

 

理由1) 「国際線乗り継ぎ割引運賃」が適用可能(だった)

以前は、東南アジア路線の「OKA-SIN」コースでも「国際線乗り継ぎ割引運賃」が使えましたが、制度変更により、2015年4月から、「国際線乗り継ぎ割引運賃」利用できなくなりました。

しかし、香港などの中国路線では、まだ「国際線乗り継ぎ割引運賃」が使えていました。

「国際線乗り継ぎ割引運賃」が使えるメリットは大きく、

 1月:沖縄(往路の国際線乗り継ぎ区間として)

 5月:香港

 8月:沖縄(復路の国際線乗り継ぎ区間として)

というように、国際線に乗る日程と国内線の日程を切り分けることができ、一つの国際線の航空券で、3回分の旅行ができてしまうわけです。

なお、章タイトルに「だった」とあるのは、さらなる制度変更により、この路線でも「国際線乗り継ぎ割引運賃」は、現在は利用不可となってしまったからです。残念。

 

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理由2) 香港・東京区間の飛行機の本数が多い

2017年6月時点ですと、往路は以下のような中から選ぶことができます。

 

便名 区間/時間 備考
JL7041 成田発09:15=香港着13:10 キャセイパシフィック航空とのコードシェア
JL029 羽田発10:00=香港着13:35  
JL7031 羽田発10:35=香港着14:10 キャセイパシフィック航空とのコードシェア
JL7043 成田発10:50=香港着14:40 キャセイパシフィック航空とのコードシェア
JL7039 羽田発16:25=香港着20:00 キャセイパシフィック航空とのコードシェア
JL7047 成田発17:05=香港着20:55 キャセイパシフィック航空とのコードシェア
JL735 成田発18:15=香港着22:00  
JL7049 成田発18:30=香港着22:25 キャセイパシフィック航空とのコードシェア
JL7045 成田発15:40=香港着21:25 キャセイパシフィック航空とのコードシェア。台北(桃園)乗り継ぎ

 

また、東京発以外にも、福岡・大阪・札幌などからも香港行きの飛行機が出発しています。

同じワン・ワールド系のキャセイパシフィック航空が、同じ路線を飛んでいて、そことのコードシェアがあるから、これだけの本数となります。

これだけ飛んでいると、いろいろな旅程が組み立てられます。

 

 

理由3) 飛行時間が短い(シンガポールと比べると)

東京=香港の場合、飛行時間は約5時間。

機内で、映画2本ぐらい見ていると、すぐです。

上の飛行機の表のように、到着時間が、常識的な時間帯が多いので、現地に着いてから動きやすかったです。

シンガポールですと、深夜0時や早朝に着いたり、「着いてから、どうするの?」ということが多い飛行スケジュールで、それと比べると、まともに活動できます。

 

 

理由4) 「インボラ」されやすい

私の経験上、香港路線では年に1回ぐらいはインボラをいただき、インボラ率が高い印象をしました。

逆に、海外・中/長距離路線などは「インボラ」はあまり経験なく、シンガポールもなかなか「インボラ」が発生しにくい感じです。

 

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理由5) 「e-道」登録で香港の出入国が簡単に

香港には「e-道」(e-Channel)という出入国審査の自動化ゲートがあります。

商用などで、香港によく訪れる外国人も、この自動化ゲートを利用することができます。日本航空・JALの場合、JGC会員になっていると、特別に、この「e-道」ユーザーとして登録することができます。

この「e-道」は、香港空港に到着し、出入国管理のオフィスで、指紋や顔写真を登録手続きをすると、利用できるようになります。

この「e-道」が使えるようになると、出入国カードの記入が不要となり、出国時も有人の係員ではなく、自動化ゲートでスムーズに進めます。

 

 

理由6) 香港国際空港内にあるキャセイラウンジがすばらしい

香港国際空港は、キャセイパシフィック航空の拠点空港です。

そして、キャラ位パシフィック航空のラウンジが半端ないレベルなのです。

まず、ラウンジの数からして

  • キャセイパシフィック航空 到着ラウンジ
  • キャセイパシフィック航空 ザ・ブリッジ・ラウンジ
  • キャセイパシフィック航空 ザ・キャビン・ラウンジ
  • キャセイパシフィック航空 ザ・ピア・ビジネスクラスラウンジ
  • キャセイパシフィック航空 ザ・ピア・ファーストクラスラウンジ
  • キャセイパシフィック航空 ザ・ウィング・ビジネスクラスラウンジ
  • キャセイパシフィック航空 ザ・ウィング・ファーストクラスラウンジ

とかなり多く設置されてあり、 そろぞれのラウンジは広く、そして個性的な作りになっています。

なかでも、「ファーストクラスランジ」が素晴らしく、レストランのようなオーダー式のダイニングがあったり、「The Pier」には「Day Suites」という昼寝部屋、「The Wing」には「The Cabana」という個室の浴室があったりと、なんだか別世界です。

これらを経験してしまうと、日本の日本航空・JALのファーストクラスラウンジは、ちょっと物足りなく感じてしまいます。

 

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こうして、2016年に「OKA-HKG」が多かった理由を考えるみると、

  • 「理由1) 「国際線乗り継ぎ割引運賃」が適用可能」
  • 「理由6) 香港国際空港内にあるキャセイラウンジがすばらしい」

が要因として大きかったように感じます。

ちなみに、2017年は、6月時点で、まだ「OKA-HKG」コースは使っていません。

 

 

オマケ)香港滞在でオススメのホテル

 2016年の「OKA-HKG」で、よく利用していたホテルが、「リーガル エアポート ホテル」です。

 

香港のホテル事情は、シンガポールと比べて悪いです。

もともと狭い国土の中に、たくさんの人が押し込められて、高層ビルが建っているという状況からして、人の密集度が半端なく、一般住居の家賃相場が高いことから、ホテル相場が高くなっているように感じます。

普通の値段で、九龍エリアや香港島のホテルに泊まると、日本のビジネスホテルぐらいの、狭い室内のホテルとなることが多いです。一方、それなりにお金を出せば、「ハイアットリージェンシー」「インターコンチネンタル」「ペニンシュラ」などの一流ホテルもあります。

 

今の香港国際空港は、「赤鱲角島(チェクラプコック島)」に新しくできた空港で、1998年に開港した空港です。

「赤鱲角島(チェクラプコック島)」エリアは、香港ディズニーランドなどもあり、新しく土地開発をしているエリアで、地図をみると、香港のメインエリアである九龍エリアや香港島から離れていて、香港や九龍エリアと比べると相場的に安い感じです。

 

この「リーガル エアポート ホテル」は、その「赤鱲角島(チェクラプコック島)」エリアにあるホテルで、同じ値段で香港市内に泊まるよりも、部屋はかなり広いです。

また、空港に直結していて、香港島まで約20分で行けるエアポート鉄道(Sameday Returnも可能)もあり、アクセスもよかったりします。

 

香港リーガル エアポート ホテル(富豪機場酒店)の詳細はコチラ

 

 

Have a good flight! ✈

 



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