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【残念なお知らせ】日本航空・JALのラウンジ内の有人マッサージが2017年9月末で終了



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日本航空・JALから残念なお知らせ。

 

日本航空・JALのラウンジ内の有人マッサージが2017年9月末で終了

2017年10月からはマッサージの予約カードを見ることができなくなる

 

 

日本航空・JALの国際線ラウンジ内の有人マッサージが終了2017年10月に終了

2017年7月21日に、JALのWebサイトに、こんなお知らせが、こっそりと掲載されていました。

〔お知らせ〕成田・羽田空港国際線ラウンジ有人リラクゼーションサービスの終了とメディカルマッサージチェア「3S匠」の増設について

2017年10月1日より、成田および羽田空港国際線ラウンジにおいて提供しております有人リラクゼーションサービスを終了し、より多くのお客さまにリラクゼーションのサービスを提供できるよう、メディカルマッサージチェア「3S匠」を増設いたします。

 

ちょっと残念な内容のお知らせでした。

国際線に乗るときに、このマッサージをよく利用していたので、これがなくなるのは、寂しいです。

 

 

日本航空・JALの国際線ラウンジの有人マッサージとは

羽田空港・成田空港の、日本航空・JALの国際線ラウンジラウンジ内には、シャワーやマッサージなどのリラクゼーションサービスが用意されています。

マッサージは、

  • 上半身
  • 足つぼ

から選ぶことができ、料金は、もちろん無料

10分程度のサービス内容ではあるものの、ベテランのスタッフさんが、ちゃんと対応してくれて、空港まで重たい荷物を運んできた疲労などが緩和され、その後の飛行機の旅に向けて準備を整えることができます。

このラウンジ内の有人マッサージは人気があり、時間帯によっては、順番待ちで1-2時間後ということもあるぐらいです。

 

 

 

有人マッサージの廃止は、経営効率の一環か?別サービスが導入か?

その有人マッサージの提供が2017年9月末までとなりました。

廃止の理由が気になります。

この有人マッサージは、日本航空・JALが外部のマッサージ・サービス会社に委託しているものと思われます。

 

理由1) マッサージ・サービス会社の都合

サービス終了の2ヶ月前のアナウンスという、ちょっと中途半端な時期での発表なので、マッサージ提供会社からの申し入れがあったのかもしれません。

 

理由2) 日本航空・JALの経営効率の一環

日本航空・JALがマッサージ・サービス会社に支払う費用体系が、どういうものかはわかりませんが、利用頻度が多く、料金はそれなりの金額だったのかもしれません。諸経費の見直しがあり、廃止の対象になったということも考えられます。

 

理由3) 利用人数の限界/廃止しても影響のない人数

1日の利用者数をざっくりと試算。

一つのラウンジで、2人体制で8時間サービスしたとすると、
サービスに要する時間を一人10分(準備等入れて15分)だとしたら、

→1時間に4人にサービス
→8時間で32人にサービス
→羽田空港と成田空港の2拠点:1日128人にサービス
→サクララウンジとファーストクラスラウンジであるので、1日256人にサービス

 

JAL国際線の月間旅客者数は約65万人、1日あたりの旅客者数は約2万人です。

256人 ÷ 2万人 = 1.28%。

全体の旅客者数から見れば、わずかな人にしか提供できないサービスなので、廃止の影響は少ない、という判断かもしれません。

 

新規需要を取り込むための新サービスの可能性

この有人マッサージが廃止となると、今まで提供していた場所が、空きスペースとなります。

あの場所に、マッサージ機が置かれて終わりになるのか。

あるいは、別のサービスが始まるのか。

ちょっとした個室でもあるので、そういう特性を利用すると、海外のラウンジでよくみる「Preyer Room」(お祈りの部屋)の可能性もあるかもです。

中東などの人は決まった時間にお祈りをしなければいけなく、中東圏内の利用者を客層に取り込むならば、そういう需要に答える必要もありそうです。

ラウンジで、中東の真っ白な民族衣装「カンドゥーラ」 を身につけた人を見かけるようになるのも、すぐかもしれません。フードなどのハラル対応も。

 

  

日本航空・JALで、次に廃止/見直しされるサービスはコレだ!

「有人マッサージ廃止」は残念ですが、サービス内容を適宜見直しして、別のサービスを始めたりするのは変化も生まれ、それはそれでいいかもしれません。

 

次に変化がありそうな事柄を勝手に予測してみると、

  • JGCのノンステータスメンバーのラウンジ利用不可
    最近の「サクララウンジ」の混雑具合を見ていると、利用制限が始まる可能性を感じます。一度、JGCメンバーになってしまえば、それ以降はラウンジ入室などのサービス特典を受けられる、という現状の会員制度にメスが入る日も近いと思います。日本航空・JALも営利企業ですから、顧客の稼働率・客単価の向上を狙うというのは、企業としてはまっとうな考え方です。

  • 国内線ファーストクラスの廃止
    日本航空・JALには、「国内線ファーストクラス」という、ワンランク上のサービスが用意されています。通常の普通席の運賃に「+8,000円」という価格で、食事やドリンクが機内で楽しめ、座席面積も大きく通常席の二つ分ぐらいを一人で使えてしまいます。サービスコストと座先収益のバランスを考えると、経営上、割があわわないのではないかと、心配してしまいます。

  • 寿司Bar廃止(成田空港のファーストクラスラウンジ)
    成田空港の日本航空・JALのファーストクラス・ラウンジにある「寿司Bar」。寿司職人が握ってくれます。一昔前ならば「刺身の盛り合わせ」などのリクエストにも応えていただけましたが、最近は不可になりました。ネタが、卵含めて3種類しかなく、今後の変化をつけにくいサービスと感じます。

  • オーダー式メニューの可能性
    通常、空港のラウンジのフードは、ビュッフェスタイルで、自分で料理を盛り付ける方式が一般的です。海外空港のファーストクラス・ラウンジでは、ホテルのようなオーダー式のダイニングを提供しているところがあります。朝食事には、エッグベネディクトなどもあり、かなり満足度が高いサービスです。日本でも、こういうサービスが提供する可能性も考えられます。

 

ラウンジを利用する側としては、今回のマッサージサービスの終了は残念ですが、新たなサービス開始を期待しつつ、こういう変化を楽しみたいところです。

 

 

Have a good flight! ✈



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