誕生日当日に飛行機に乗る、いわゆる「バースデーフライト」。いったい、何が起きる?
- 航空会社が持つ誕生日データ
- 国内線での「バースデーフライト」の場合
- 「今日が誕生日」ということを自ら申し出ないといけない
- 国内線でバースデー・プレゼントをいただく
- 誕生日を気づいてもらいやすい国際線
- バースデーフライトのウワサ
- バースデイフライトで「インボラ」
先日、たまたま誕生日に、飛行機(国内線)に乗る機会があり、いわゆる「バースデーフライト」では、航空会社での対応が違うのかどうかを確認してみました。
なお、今回は、日本航空・JALの場合の話です。
航空会社が持つ誕生日データ
誕生日当日になると、航空会社からバースデーメールが届き、Webのログイン画面で「ハッピーバースデー」表示となったりします。
航空会社が、顧客の個人情報として、生年月日・誕生日データを保持しているので、そういう対応が可能なわけです。
今回、誕生日当日に、空港などでの対応が変化があるのか、実際に試してみるました。
国内線での「バースデーフライト」の場合
いつもどおり空港に行き、手続きなどを進めると、
- チェックインカウンターにて:通常通りで、何も変化なし
- ラウンジの受付にて:通常通りで、何も変化なし
- 飛行機の中:通常通りで、何も変化なし
という結果でした。
乗客リストに「誕生日フラグ」か何かがあり、その有無で対応が変わるのかと思っていましたが、全くもって変化なしです。
「今日が誕生日」ということを自ら申し出ないといけない
けっきょく、現場では、乗客の誕生日はわからず、
私、今日が誕生日なんです
ということを申し出ないと、何も対応が変わりませんでした。
考えてみれば、企業としては健全な対応とも言えます。
現場のスタッフが簡単に顧客の生年月日を見れてしまうのは、芸能人などの生年月日などもわかってしまうわけで、いろいろな問題も起きやすいので、必要最低限の情報しか扱えなくするというのは、当然とも言えます。
国内線でバースデー・プレゼントをいただく
今回のバースデーフライトでは、ギブアウェイの詰め合わせをいただきました。
飛行機の模型と、お子様向けに現在人気のある機内用ヘッドフォンでした。
搭乗の際に、乗務員さんに誕生日の旨伝えて、目的地に着いて降機する際に、ちょっと呼ばれて行ってみると、バースデー・カードぐらいかな思っていたら、立派なプレゼント包装をいただき、びっくりしました。
誕生日を気づいてもらいやすい国際線
国際線の場合、国内線と違い、パスポートのチェックとパスポート情報の登録を、航空会社のチェックイン・カウンターで行います。
その際、誕生日の情報を扱いますので、「今日が誕生日」ということに気づいてもらいやすいと言います。ただし、Webチェックインで、乗客が自ら手続きしてしまうと、スルーされてしまいます。
実際、他の人ブログなどで、バースデーフライトのときの出来事を調べてみると、こんなことがあったそうです。
バースデーフライトのウワサ
- 搭乗券に「HAPPY BIRTHDAY」の文字が印字
- ラウンジでバースデー・ケーキ
- 機内でバースデー・カード
- そしてインボラ
ということがあるそうです。
なお、上記はANA・国際線の場合です。
バースデイフライトで「インボラ」
バースデイフライトで「インボラ」というのは、なかなか嬉しいバースデイ・プレゼントです。
ちなみに、1年ほど前に誕生日の翌日に、国際線に搭乗した際には、上記のような出来事は何もありませんでした。
誕生日翌日だったからか、全日空・ANAと日本航空・JALでの対応の違いなのか、その理由はわかりません。
誕生日当日に飛行機に乗るというのは、タイミングが難しいので、せめて誕生日前後1週間とか、そういう対応してくれるといいのにと思ってしまいます。
昔、日本航空・JALで「バースデイ割引運賃」というのがありましたが、そういえば、いつのまにか無くなっていますね。
Have a good flight! ✈
バースデイフライトでは「インボラ」が起こりやすい?