オーストラリア・メルボルン空港での国内線→国際線の乗り継ぎが1時間で可能かどうかについて事前検証してみました。
- シドニーからメルボルン乗り継ぎで東京へ
- 乗り継ぎ体験:フランクフルト空港でのひどい乗り継ぎ
- メルボルン空港での国内線→国際線の乗り継ぎは1時間で可能か?
- カンタス航空での荷物スルーチェックインの可否:国際線→国際線は可能だった
- カンタス航空での荷物スルーチェックインの可否:国際線→国内線は不可だった
- カンタス航空での荷物スルーチェックインの可否:国内線→国際線は?
- メルボルン空港の国内線・国際線ターミナルビル間の移動はラク
- メルボルン空港での国内線→国際線の乗り継ぎは1時間で行うこと(その2)
- カンタス航空の搭乗口クローズ時間は?
今年の後半に、オーストラリア・シドニーに行く予定です。
知人も一緒で、行き帰りの飛行機は別々で、シドニーにて現地集合する形の旅程です。
その知人が、帰りにこんな飛行プランで日本で戻るそうです。
なお、私は、シドニーから東京への直行便で戻ります。
シドニーからメルボルン乗り継ぎで東京へ
メルボルン で乗り継ぎ
メルボルン 10時35分 発 → 東京・成田 19時00分 着
シドニーからメルボルンまではカンタス航空の国内線で、メルボルンから東京まではカンタス航空の国際線です。
メルボルン到着後1時間で、国内線から国際線に乗り継ぎを行わないといけません。
乗り継ぎ体験:フランクフルト空港でのひどい乗り継ぎ
今年、ヘルシンキに行った際に、その帰りはフランクフルトで乗り継ぐ、以下のような旅程でした。
フランクフルト で乗り継ぎ
フランクフルト 19時20分 発 → 東京・成田 翌日・13時40分 着
フランクフルトでの乗り継ぎが55分しかありません。
日本航空・JALでの予約サイトで標準で出てきた旅程で、念のため、予約センターに電話したところ、乗り継ぎ時間は大丈夫とのことでした。
しかし、当日搭乗してみると、ヘルシンキでの出発が遅れ、またフランクフルト到着後は飛行機が沖留めで、空港ターミナルまでバスで移動。結局、フランクフルトの空港ターミナルビルに到着したのが19時。
さすがに、「この乗り継ぎは無理か」と思っていたら、バス降り場に日本航空・JALの現地スタッフが待っていて、搭乗口まで20分ぐらい走って、なんとか間に合いました。
びっくりしたのは、預け荷物も一緒に日本に戻ってきていたこと。あの短い時間の中で、ちゃんと積み替えられていました。
日本航空・JALさんに感謝でした。
その顛末は以下の記事で紹介しています。
このときのフランクフルトの乗り継ぎができたポイントとしては、
- フランクフルト→日本の区間を事前にWebチェックインしていた
- 日本の航空会社ならではのホスピタリティ
- ステータス会員?
- ビジネスクラス利用?
といったものが複合要素としてあると思います。
メルボルン空港での国内線→国際線の乗り継ぎは1時間で可能か?
標題の件に戻り、オーストラリア・メルボルンで、国内線→国際線の乗り継ぎが1時間で可能かどうかという点について、考えてみたいと思います。
シドニーからメルボルンに到着してから
- 荷物のピックアップ
- 国際線ターミナルビルへ移動
- 日本行きの飛行機をチェックイン
- 荷物を預ける
- 出国審査
- 搭乗口へ
上記のことを、1時間以内に行わないといけません。
ここで「カンタス航空での荷物スルーチェックイン」ができれば、項目が二つ減ります。
また、「日本行きの飛行機をチェックイン」をシドニーで行うことができれば、さらに一つ減ります。あるいは、Webチェックインができれば。
カンタス航空での荷物スルーチェックインの可否:国際線→国際線は可能だった
以前、オーストラリアからシンガポールを経由して日本に戻った時、オーストラリアで預けた荷物は、そのまま日本で受け取れました。
カンタス航空での荷物スルーチェックインの可否:国際線→国内線は不可だった
日本からオースラリア・シドニーに飛び、シドニーからオーストラリア国内線に乗り継いだ際は、国際線ターミナルビルで、入国審査をし、荷物をピックアップ、税関申告を終えてから、バスで国内線ターミナルビルへ移動という流れでした。
- 05時17分:日本からシドニー到着。降機。
- 05時40分:入国審査、荷物ピックアップ、税関申告
- 05時50分:荷物を預ける、国内線ビルへ向かうバスの待合場所
- 06時05分:国内線ターミナルビルに到着。
シドニーで降機してから国内線ターミルビルに辿り着くまで、おおよそ40分ほどかかりました。
カンタス航空での荷物スルーチェックインの可否:国内線→国際線は?
カンタス航空のWebサイトを見ると、
カンタス航空国内線(QF400便以降の便名)からカンタス航空国際線へお乗り継ぎのある場合
搭乗手続時間:出発の60分前
お預け手荷物がある場合の締切時間:出発の45分前
という内容はありますが、「スルーチェックインできるかどうか」は、ちょっとわかりません。
ただ、普通の国内線利用とは、締め切り時間が異なって案内されているところを見ると、「スルーチェックインできる」のかもしれません。
他の人の旅行ブログなどを見ますと、「スルーチェックインできた」という人もいます。
「スルーチェックイン」ができると、この乗り継ぎがだいぶラクになります。
メルボルン空港の国内線・国際線ターミナルビル間の移動はラク
なお、メルボルン空港での国内線ターミナルビル→国際線ターミナルビルは、歩いていけます。
バス等に乗らずに、5分程度歩けば移動できるので、これはかなりラクです。
メルボルン空港での国内線→国際線の乗り継ぎは1時間で行うこと(その2)
「荷物のスルーチェックイン」「シドニー空港での国際線のチェックイン」が可能ならば、
- 国際線ターミナルビルへ移動
- 出国審査
- 搭乗口へ
を乗り継ぎ先のメルボルン空港で行えばいいことになり、なんとか乗り継げるかもしれません。
ところで、搭乗口へは、どのぐらい前に行けばよいのでしょうか?
カンタス航空の搭乗口クローズ時間は?
出発時間は、飛行機の搭乗口が閉まり、飛行機が動き始める時間です。
そのため、航空会社各社では、その前に搭乗口をクローズする時間を定めています。
日本航空・JAL(国際線)では、
ご搭乗口へは30分前を目安にお越しください。
10分前を過ぎるとお乗りいただけない場合がございます。
エミレーツ航空では、
ご搭乗口には出発予定時刻の45分前までにお越しください。
出発時刻の20分前には搭乗ゲートが閉まります。
というように、各航空会社のWebサイトに表記されています。
カンタス航空の搭乗口クローズ時間を調べると、カンタス航空のWebサイト等にも掲載はなく、どうもはっきりしません。
出発10分前を搭乗口クローズだとすると、メルボルン空港で残された時間は1時間を切ってしまうので、けっこうギリギリな感じです。
シドニーからの出発が10分ぐらい遅れたりすると、乗り継ぎできないでしょう。
メルボルン空港では、カンタス・ラウンジに行く余裕すらありません。その知人は、ステータス会員でもなく、エコノミークラス利用なので、ラウンジ入室できないので、あまり関係のない話ですが。。。
もし、実体験等された人がいれば、乗り継ぎの可否について、ぜひ教えてください。
私は、その知人には、「この乗り継ぎは、不可能ではないけど、けっこうキツイと思うよ」と伝え、変更を勧めましたが、当の知人は聞く耳を持たずです。
果たして、その知人は、無事日本に戻ってこれるのかどうか。。。
この記事を書くにあたり、「メルボルン」という文字をたくさん使っていたら、またメルボルンに行きたくなってきました。2017年9月から日本航空・JALの直行便も就航し、「メルボルン」に行きやすくなりました。
Have a good flight! ✈