沖縄路線以外でのマイル修行コース「羽田→✈→福岡→✈→札幌→✈→羽田」について。
- 日本1周コース:「羽田=福岡=札幌=羽田」
- 区間マイルが長い「福岡=札幌」
- 「羽田=福岡=札幌=羽田」の獲得FOPとFOP単価
- 「FLY ONポイント2倍キャンペーン」でFOP単価4円以下も可能
- 「羽田=福岡」「羽田=札幌」はファーストクラスが取りやすい
日本航空・JALでステータス狙いのマイル修行を行う場合、国内線でFLY ON ポイント(以下「FOP」)による搭乗実績を貯めるコースとして定番なのが、おなじみの「羽田=沖縄」あるいは「羽田=石垣島」などの沖縄路線を利用するコース。
ウルトラ先得の場合、東京(羽田)=沖縄(那覇)の片道で
・料金:8,890 〜17,690円
・FOP:1,476ポイント
となっています。
「東京(羽田)=沖縄(那覇)」を往復すると約3,000FOP貯まることになり、それを何回か繰り返すと、ステータスに必要なFOPに達することになります。
しかし、沖縄は観光客に人気のあるエリア場所で、沖縄路線の飛行機は搭乗率が高いです。飛行機のチケットを取ろうとしても、早めに手配しないと、希望のチケットがなかったりします。
そういう路線では、飛行機の利用目的が「乗る」だけならば、本来の観光客に乗っていただいて、現地で観光してもらった方がよいと思うので、最近は旅行や商用以外での「沖縄」路線の利用は控えています。
日本1周コース:「羽田=福岡=札幌=羽田」
「観光需要が沖縄ほど高くなく、搭乗率が低い路線に乗った方がいいのでは?」と思い、区間マイルがそれなりに稼げるコースを探してみて、
「羽田=福岡=札幌=羽田」
というコースを試してみました。
日本本土を三角形に飛び回る感じのコースです。
区間マイルが長い「福岡=札幌」
「福岡=札幌」は、実は区間マイルがそれなりにあります。
- 福岡=札幌の区間マイル:882マイル
- 羽田=沖縄の区間マイル:984マイル
羽田=沖縄より100マイルほど少ないだけ。
そして、「福岡=札幌」の路線はあまり利用者がいないことが多いです。(自分が利用した時期が、そういう閑散期だったのかもしれません。)
そのためか、運賃もかなりお手頃価格になっていることがあります。
「羽田=福岡=札幌=羽田」の獲得FOPとFOP単価
この「羽田=福岡=札幌=羽田」を飛ぶと、獲得FOPとFOP単価はこんな感じになります。
区間 | 普通席・運賃(ウルトラ先得) | 獲得FOP |
---|---|---|
東京(羽田)=福岡 | 10,090円 | 850FOP |
福岡=札幌(新千歳) | 9,900円 | 1,324FOP |
札幌(新千歳)=東京(羽田) | 7,590円 | 766FOP |
合計 | 27,580円 | 2,940FOP |
*注意:時期等により運賃は変わります。
FOP単価は9.38円/FOPとなります。
「FLY ONポイント2倍キャンペーン」でFOP単価4円以下も可能
日本航空・JALのステータス会員になっている場合、「【FLY ON ステイタス会員限定】"お好きな1か月間いつでも"JALグループ国内線FLY ONポイント2倍キャンペーン」というのが利用でき、それを利用すると、このFOP単価は約半分になります。
また、「普通席」ではなく、「クラスJ」や「ファーストラクス」を利用すると、積算マイルが増額されますので、FOPも増えます。
「羽田=福岡」「羽田=札幌」はファーストクラスが取りやすい
「羽田=福岡」「東京=札幌」にはファーストクラス設定の機材が豊富(ほぼ全便にある)で、激戦区の「東京=沖縄」路線よりも狙いやすいです。(というよりも、「東京=沖縄」路線でのファーストクラス設定の機材が少なすぎる。)
また、「羽田=福岡」「羽田=札幌」は、観光客だけでなく、出張需要が多い路線で、飛行機の便数がかなりあります。シーズンにもよると思いますが、観光客が少ない季節ならば、空席がかなり目立つときもあり、そういうときは運賃も低くなっています。
Have a good flight! ✈