このあいだ、ビジネスクラス(Cクラス)を久しぶりに利用してわかったことがあります。
ギャレーで見かけた謎の作業
空港から離陸して、最初の食事が供される前に、お手洗いへ。
離陸後、シートベルトサインがOFFになって、まもないころです。
お手洗いに行く途中、ギャレーを覗いてみると、大きめなバケツみたいな容器に、ペットボトルの水をドバドバと注いている乗務員さんの姿が見えました。
「何をしているのですか?」と聞いてみると「炊飯の準備をしています」という返事でした。
あの容器を電子レンジにかけて炊飯するとのことでした。
以前は、機内専用炊飯器だったような気がしましたが、電子レンジに変わっていたんですね。
炊飯時はAnytime Menuの加熱メニューは提供できない
同じ便で、1食目の機内食の終了後、Anytime Menuを、ちょっと変な時間にオーダーすると、乗務員さんから「ただいま、炊飯で電子レンジを使っていまして、温めるメニューが提供できないんです」とのこと。Anytime Menuに和食膳のようなものがあり、そのご飯の炊飯の準備をしているようです。
今まで、そういうタイミングに出くわしたことがなかったので、そういうときもあるんですね。
機内のご飯がべちょべちょの原因
電子レンジで炊飯ができるということを知り、調べてみると、機内用ではなく、普通に電子レンジ用の炊飯器って、売っているんですね。
電子レンジで10分ほど加熱すると、出来上がり。
普通の炊飯器を持つよりも、場所取らずにすむので、良いかもしれません。
ただし、
電子レンジは急速に加熱しますのでお米には十分吸水させておかないと芯のあるごはんになってしまいます。
なるほど、だから、機内食でいただくお米がたまにベチャベチャの時があるのですね。ちゃんと計量して炊飯しても、その日の気圧やお米の状態で、出来上がりが変わってくるから大変だと思います。
あえて炊飯するのではなく、機内で温め直した蒸し米のような形(JAL国内線ファーストクラスで供されるようなもの)でも、ぜんぜんいいんですけど。「機内で炊飯した」というのが大事なんでしょうね。
Have a good flight! ✈