フライトログをやめることにしました。
フライトログとは
本来のフライトログは、パイロットが日々の航空機の運行状況を記録する本格的なものですが、私のフライトログは「メモ帳」あるいは「サイン帳」と呼ばれるもの。
私が使っていたフライトログは、飛行機に乗るのが好きな人ではよく使われる、KUMARIAIRさんのフライトログブックを利用していて、
- 搭乗日
- 区間
- 機体情報
- メモ/コメント
などを記入するものです。
そういえば以前、飛行機に搭乗する時、分厚いノートをCAさんに渡して、メモをお願いしていた御仁を見かけたことがあります。見るからに、相当な量の搭乗メモが詰まっていそうな感じがしました。あのノートを、飛行機を利用するたびに持参して、CAさんにお願いするというのは、なかなか大変なことだなぁを思いました。
CAさんにフライトログのメモをお願いする基準
最初のころは、毎回の搭乗記録を記録することは楽しかったのですが、各フライトでの記述内容にあまり変化がなく、だんだんと情報の羅列という状態となり、またCAさん側にもけっこう面倒かけるので、お願いするのをちょっと思いとどまるようになりました。
あるときから、
- 国内線
1時間30分以上のフライト
ファーストクラス以上の場合 - 国際線
ビジネスクラス以上
のとき、自分としても思い出のフライトとなりそうな場合に、CAさんにメモの記入をお願いするようにしていました。
国際線のときは、現地でのおすすめの観光スポットなんかも記入していただいたりして、現地での観光に大いに役立つことがありました。
フライトログブックが販売休止
4年ほど前からそういうフライトログを続けていましたが、とうとうフライトログのページ枚数がなくなり、昨年新しい冊子を買おうとしたところ、そのノートの発行元が、CAさんに迷惑をかけるので販売を止めましたというお知らせが。
たしかに、CAさんにお願いすると、デコシールとかステキなコメントとか、毎回手の込んだメモを用意してくれるので、かなり大変だなぁと思います。
とくに、フライト時間が短いような区間ですと、CAさんの離陸・着陸準備などで慌ただしく、そういう状況でも、こちらからお願いすれば、メモを描いてくれるわけですが、お願いするのが憚れる時がありました。
上記のような、メモをお願いする基準を作ったのは、そんな理由からです。
フライトログ卒業
フライトログブックの販売休止されたので、イラストレーターなんかで自分で制作して印刷所に発注して作ってもいいのですが。なんだか、そういう気も起きず。
追記)KUMARIAIRさんのサイトを久しぶりに見ると、フライトログブックから、自分で全て記入する形式「フライトダイアログ」に変わり、販売を再開したようです。
しかし、まぁ、もういらないかなぁと感じています。ノートに記録する内容は、Flightradar24の自分が乗っているフライトの詳細情報を画像メモしてしまえるし、それ以外の情報も、スマホ等でまとめられるから、あえてノートにする必要はないかなぁと。逆に、物理的なノートであることで、あとで調べ直したりがしにくい。
CAさんにお願いして、メモを書いてもらうみたいなことがあれば、まだノートであることの存在価値はあるかと思いますが、しかし止めた方がいいですね。
というわけで、2020年はフライトログ卒業です。
Have a good flight✈