新型コロナウイルス肺炎で減便対象となったフライトに乗るところでした。
- 新型コロナによる移動需要の低下
- 日本航空・JAL、3月10日に国内線を大幅減便を発表
- JAL減便対象のフライトを予約しそうだった
- 減便対象フライトをすでに予約している人は
- 飛行機利用者の減少数は?
- 参考)コロナウィルスで渡航制限のある国
新型コロナウイルス肺炎。
最初、その発生がメディア等で報じられた時には、
局地的な問題で、これほど大きな事態になるとは思っていませんでした。
しかし、みなさんご存知のように、この新型コロナウイルス肺炎の影響が大いに出始めています。
飛行機乗りにとっての大きな問題として、フライトがなくなることです。そして、ついに恐れていたことが起きました。
新型コロナによる移動需要の低下
法人等での出張自粛、イベントの中止・延期で移動需要が大きく減っています。
お客さんのいない状態の飛行機を飛ばして、空気だけ運ぶというにもいかず、当然のことながら、便数を削減するということになります。
今までは、海外での、新型コロナウイルス肺炎リスクの高い国の路線がほとんどでしたが、だんだんとその範囲が広がっています。
日本航空・JAL、3月10日に国内線を大幅減便を発表
(ここでは、日本航空・JALのことに触れますが、全日空・ANAでも同様の対応が行われています。)
新型コロナウイルス肺炎対応として、国内線も減便となりました。
新型コロナウイルス肺炎による航空需要の減少並びに、感染拡大防止に向けた全国的なスポーツ、文化イベントの中止・延期など環境変化への対応として、JALグループでは3月6日(金)~19日(木)までの国内線運航便の一部路線において減便いたします。
そして、終息を見せない状況が続き、3月10日にさらなる減便を発表となりました。
JAL減便対象のフライトを予約しそうだった
たまたま、この発表前に、国内線の予約をとっていて、それがちょうど減便対象の路線でした。
幸いなことに、減便となったのは、一つ前の時間のフライトだったので、予約した便は減便対象にはならなかったのですが、もし対象になったとしたら、その手続きの煩雑さを考えただけでも・・・。かなり気が滅入ります。
減便対象フライトをすでに予約している人は
不幸なことに、今回の減便対象フライトを予約してしまった人は、台風等で欠航になってしまった時の対応と一緒で、予約変更(振り替え)/払い戻しの手続きを行うことになります。
この手続きは、電話や窓口での対応で、いつも順番が来るのを待たされていたのですが、
お客さまご自身でもJAL Webサイトの予約確認画面から変更内容をご確認のうえお手続きいただけます。
さすが、今回はそういうことすると、対応する側もされる側もとんでもないことになるのが明らかですから、Webからでも手続きできるようになっているみたいです。
飛行機利用者の減少数は?
新型コロナウイルス肺炎の影響で、新幹線が、
東海道新幹線利用者、前年比56%減 新型コロナ影響
というニュースが報じられました。
今回のJAL減便の発表資料から、
- 羽田=伊丹:通常時15フライト
- 羽田=伊丹:減便7フライト(減便の有無は曜日によ、最大値での減便数です。)
という内容から、おおよそ50%の移動量の削減ですので、
航空機も同じような状況ですね。
参考)コロナウィルスで渡航制限のある国
国内だけでなく、日本国外でも路線の一時休止が行われていますが、 相手国で日本人の入国等を制限しているところも現れています。
こちらのサイトが一目でわかりやすいです。相手国に到着したはいいけど入国できなかったり(飛行機にチェックイン時に確認されると思いますので、そういうことはないと思いますが。)、入国したら2週間隔離されたり、などといったこともありえます。
このご時世、海外でマイル修行をされる方がどれだけいるのかどうかわかりませんが。しかし、あえて乗客が少なく、運賃も下がるであろう時期を狙うというもの、コスパを下げるにはいいかもしれませんが。いろいろなリスクがあり、不要不急のものでもないので、どうなのでしょう。
早くウィルス騒動が落ち着いて、通常フライトに戻って欲しいですね。
Have a good flight✈