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バードストライクで欠航!!チェックイン後に欠航になったときの対処法(国内線)



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チェックイン後に欠航になったときの対処法(国内線)について、体験談をもとに紹介します。

 

バードストライクで欠航!!チェックイン後に欠航になったときの対処法(国内線)

 

 

「明日の朝、東京にいないといけないんです!」

ある日の夜、
空港の保安検査を終えたあとの制限エリアで、
日本航空・JALカウンターに、スーツ姿の乗客が、
スタッフに向かって、声を張り上げています。

乗る予定だった飛行機が、
この空港への往路の途中、
エンジンへのバードストライクがあり、
現在、機材チェックを行なっていて、
その被害状況によっては、
欠航になる可能性がある、
というアナウンスが、さきほど流れたあとです。

結果的には「欠航します」ということになり、
それがわかったのが搭乗予定時刻。

私も、同じ便を予約していて、
めでたく欠航ということになりました。

この記事では、
チェックイン後に欠航になったときの対処法について
体験談をもとに紹介します。

 

 

1. 欠航時は基本的に振替

乗る予定だった飛行機が、
機材トラブルなどの航空会社都合や天候などで欠航となった場合、
同じ路線の別の時間帯の便に振り替えてもらえます。

通常は変更の際に手数料が発生する運賃でも、
この場合は無料で対応してもらえます。

 

 

2. 振替が難しい場合は代替交通手段
 (交通費は航空会社が負担!)

たとえば、欠航が最終便だったり、一日1便しか飛んでいない、
あるいは次の便が満席などのような場合、
いろいろな選択肢を取ることが出来ます。

日程などで後続の飛行機では振替が難しければ、
別の交通手段で行くことが出来ます。
しかも航空会社が費用負担します。

今回の場合、東京まで新幹線で行ける状況でしたので、
飛行機ではなく「新幹線」で目的地まで行くということができます。

あるいは、当初の予約と同じ旅程でないと難しいという状況ならば、
同じ時間帯に飛ぶ、他の航空会社で目的地に行くことも可能です。

その場合、
JAL利用者が、JALの金銭負担で、ANAの飛行機に乗る、という、
不思議な状況を体験することになります。

 

 

3. 宿泊して翌日の便への振替もOK
 (宿泊費は航空会社が負担!)

1.と2.の併せ技で、
夜に飛ぶ便で欠航となり、後続の飛行機がないような場合には、
その日は宿泊して、翌日の便に振り返ることもできます。

その場合の宿泊費も、 航空会社が負担となります。

ちなみに、こういうときは、空港周辺のホテルの予約も早めに!
皆さんが考えることは一緒なので、
空港近くのホテルはすぐに満室となってしまい、
空港から離れたホテルしか空いていないことも。

 

 

航空会社が負担は一人1万5千円までOK!

上の1〜3での航空会社の負担金は、
一人1万5千円まで(2021年11月時点)です。

また、航空会社スタッフから事後請求書を
キチンともらっておきましょう。

 

 

キャンセルで返金ということも可能

振替をせずに、キャンセルするということも可能です。

通常は、取り消し手数料が発生する運賃でも、
この場合は無料で対応してもらえます。

 

 

欠航となりそうな場合 カウンター前に早めにスタンバイ!

チェックイン後ですと、これらの手続きは、
カウンターにいるスタッフに対応をしてもらった方が早いと思います。

ただ、手早く処理をされても、一人5分程度(今回見た平均的な時間)かかります。

乗客が10人並んでいたら、それだけで1時間近くの待ち時間となります。

欠航の危なそうな雰囲気を感じたら、
早めにカウンターの前にスタンバイしておきましょう。

ただし、欠航になるかどうかが判明しないうちは、
上の手続きはできないので、フライングで並んでしまうのは気をつけましょう。

 

 

空港から出るときは預けた荷物の引き取りを忘れずに!

代替の交通手段や翌日の便に振替して、
空港から一旦出るときは、スーツケースなどの預けた荷物は、一度引き取りましょう。

荷物の預け変えはしてもらえず、
いつもの手荷物引き渡し所のターンテーブルで、荷物が返却されています。

飛行機のコンテナに積んだ(あるいは飛行機に乗せる前の)荷物を、降ろしてターンテーブルに置いて、空港スタッフさんは、ご苦労さまです。

 

 

事前に欠航となったときの対処法はコチラをご参考に

今回はチェックイン後で欠航となった場合についてでしたが、
チェックイン前に欠航となったときの対処法はコチラの記事で紹介しています。

 

 

 

余談1) 今回は宿泊して 翌日の朝一の便に振替

冒頭の「明日の朝、東京にいないといけないんです!」と叫んだお客さんは、
当日の最終の新幹線を選んだようです。

私は、翌日の予定が変更できるものだったので、
その日は空港周辺のホテルに宿泊して、
翌日の朝一の飛行機に振り替えました。
想定外の滞在日の延長でしたが、
すでに夜で、早朝の出発だったので、一日分のオトク感がほとんどないのが残念。
朝一の便ではなく遅めの便にして、ランクの高いホテルに泊まれば、よかったのかなぁとあとから思いました。

ホテルまでの交通費、ホテル宿泊費は、
航空会社に事後請求して、2週間後にちゃんと振り込まれました。

 

余談2) 1時間後に飛んだ模様だけど搭乗客いた?

今回、欠航となった飛行機。
フライトレーダーを見ると、当初の便名で
本来の離陸予定時刻の1時間後ぐらいに飛び立った模様。

これは、乗客のいないフェリーフライトか、
あるいは、1時間粘れば飛行機に乗れたのか、どちらだろう?

それにしても、1時間あれば、
バードストライクで損傷したエンジン治せるんですね。
基幹空港だからできるということもありそうですけど、
地方空港だとしばらくかかりそう。

 



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