JALアプリでの当日アップグレードをやってみて、JAL国内線の当日アップグレード アプリからできるようになって 良い点/悪い点などの感想を簡単にまとめてみました。
2023年4月から、JAL国内線の当日アップグレードの手続きが、アプリ(Webサイト)からできるようになりました。
以前は、出発空港のカウンターあるいはチェックイン端末で手続きする方法しかなかったので、これはかなりの進歩と言えます。
何回か、アプリでの当日アップグレードをやってみて、その感想を簡単にまとめてみました。
JAL国内線の当日アップグレード アプリからできるようになって 良い点
まず、よかった点
手続きがスムーズ
今までの当日アップグレード、有人カウンターでやってもらうと、受付待ちの行列に並び、受付作業や決済に5〜10分程度と、だいたい30分ぐらいかかっていました。この時間がなくなると、スタッフさんにとっても、かなりの事務負担の軽減になるのではないでしょうか。
チェックイン端末でも当日アップグレードはできて、カウンターと比べてスムーズなんですが、端末が保安検査外に設置されていることがほとんどで、旅行ではなくタッチのように保安検査内で過ごす場合は、難しかったりしました。
何より、空港に行かなくとも手続きができるという点が、かなり画期的です。
受付が搭乗3時間の一斉スタートなので、ある意味で平等
今までの当日アップグレードは早いもの順でした。
たとえば、朝一で空港に行って、夜発の飛行機のアップグレードを行うといったことができました。
今回から、搭乗3時間前から受付開始となり、平等になったように思います。
JAL国内線の当日アップグレード アプリからできるようになって 悪い点
つぎに悪い点。
キャンセル待ちの場合、自分が何番目かがわからない
空席がない場合は、キャンセル待ちを行います。
今までは「空席待ち整理券」が発券されるので、自分の前に何人いるのかが、だいたい分かるようになっていましたが、アプリでは、そういう発番が表示されず、まったくわかりません。
システムが落ちやすい
JALのアプリで、「当日アップグレード」の手続きをしていると、手続きの途中まで行って、システムがエラーとなることが多かったです。
開始間もない時期なのか、どうかはわかりませんが。
何度繰り返しても、同じエラーで止まってしまうので、けっきょく、空港の有人カウンターで対応いただくことに。
システムエラー時の代替手段がカウンター対応のみ
このエラー時には、当日アップグレードの代替方法が有人カウンターのみとなっています。
ちなみに、上のエラー原因は、本当は残席ゼロだったのに、アプリ上では残席があることになっていて、その不整合が原因だったようです。
今までチェックイン端末でできた当日アップグレードは、今回の変更できなくなっています。これは、残しておいてよかったのではないかと思うのですが。
キャンセル待ちの場合、カウンターでの最終手続き
「キャンセル待ち」の場合、搭乗20分前ごろに、搭乗口近くの有人カウンターで手続きする必要があります。
空席待ち整理券が出ていた時代のように、カウンターで番号を伝えるものなのかどうかがわかりにくいですが、今のところ何もしなくともいいようです。カウンター付近にいれば、空席が出た場合に名前が呼び出しされます。
この「キャンセル待ち」のあとの手続きも、アプリでできるようになってほしいなぁと思います。
クレジットカード決済のみ
今回のアプリ(Webサイト)での当日アップグレードは、クレジットカード決済のみとなります。航空券をWebで買うときと同じように、eJALポイントが使えるようになってほしいと思います。
カウンターに行けば、現金や旅行券が使えたりできます。
Have a good flight✈