大幅遅延の末に、最終的に欠航となったフライトの話。
先日、こんな経験をしました。
ある地方空港から羽田空港へのフライトに乗る予定でした。
スケジュールでは、この通りとなっています。
定刻 18:25発 - 19:40着
遅延ループの開始、そして「欠航」へ
まず出発3時間ほど前に、すでに遅延確定。
15:50時点の案内
出発予定時刻 19:25 (遅延時間 1時間0分)
遅延理由としては、その日の羽田空港が荒天で雷があり、地上作業等ができないため、多くの飛行機で離陸が遅延している。搭乗予定の飛行機の機材は、羽田空港から飛んできて、折り返しで、この地方空港から飛ぶので、そのまま遅延。
そして、1時間後。再度の遅延案内。
17:04時点の案内
出発予定時刻 19:35 (遅延時間 1時間10分)
前の案内より10分ほどの遅延。
これぐらいの遅延はよくあるので、まだ不安感無し。
そして、また1時間後。再度の遅延案内。
18:19時点の案内
出発予定時刻 20:00 (遅延時間 1時間35分)
前の案内よりさらに25分ほどの遅延。
フライトレーダーをみると、搭乗予定の機材は、まだ羽田空港から飛んでいません。
そして、また1時間後。再度の遅延案内。
19:05時点の案内
出発予定時刻 20:20 (遅延時間 1時間55分)
前の案内よりさらに20分ほどの遅延。
フライトレーダーで、搭乗予定の機材が羽田空港からの飛行機が19時頃に離陸したことを確認。とりあえず、それが着陸できれば、30分ぐらいで機内の清掃整備等をして、そのまま乗れるはず、と思っていました。
ここまでは普通の遅延で済むものと思っていたら、次の案内でビックリ。
20:38時点の案内
「欠航」となりました
機材は来ているのに、「なんで?」という感じ。
スケジュールを見ると、このあと、羽田空港から来る最終便があるのだが、それが欠航となった。通常ならば、その最終便の機材は、翌日朝一の便に使われる。それが来ないので、その最終便の機材の代わりに、搭乗予定だった機材が当てられることになったようだ。
通常時の機材繰り
通常時の機材繰りは、こんな感じ。
羽田空港から来た機材が折り返し、羽田空港行きの機材として使われる。(なお記載の便名は架空のもの。)
当日の機材繰り
今回は、以下のような形になった。
お昼まではかなり順調で、ほぼスケジュールどおりの流れだったが、午後からは荒天の影響が大きく出始めた。
このまま羽田空港からの最終便を飛ばしても、この地方空港への到着は夜23時近くになる。空港ターミナルビルが22時閉館で、空港から街への交通が不便なところなので、到着客の対応等はかなり大変なことになりそう。それならば欠航してしまえ、というのは、正しい判断。
欠航となったフライトを予約していたので、その振替等の作業が必要となる。そこでも思ってもみなかった展開がありました。その話は、別の記事で。
Have a good flight✈