2023年11月に、日本航空・JALから新しい"JAL Life Status プログラム”が発表されました。
2023年11月に、日本航空・JALから新しい"JAL Life Status プログラム”が発表されました。新しい制度では、かなり劇的に変わる感じです。
JGC入会条件が劇的に変更
今回の"JAL Life Status プログラム”で、従来と違う大きな変更点は、JALグローバルクラブ(JGC)の入会条件が変更されたことです。
従来は、「1月から12月までの1年間」でのFLY ON ポイントや搭乗回数の搭乗実績によって、「サファイアステータス」に達すると、JGCに入会できる資格をもらえました。
今度の"JAL Life Status プログラム”は、「今まで」の搭乗実績を使って、計算される仕組みとなります。
集計対象が「単年」から「過去累計」に変わりました。
具体的な数値は、
- 1500ポイント
以上のLife Statusポイントがあれば、JGC入会できるようになります。
Life Statusポイントの計算方法(搭乗実績)
簡単に書くと、
- 国内線:搭乗1回につき5ポイント
- 国際線:1000区間マイルにつき5ポイント
という計算になります。
国内線300回搭乗でJGC入会できる
単純計算で、国内線300回乗れば、JGC入会となります。
現行制度の場合、回数条件ならば年間50回の搭乗でJGC入会できるので、なんとか頑張れば1年間で50回乗ることができます。
しかし、一年で300回はさすがにキツイ。何年かかけて達成するような感じです。
JGC入会のハードルが一気に上がった感じです。
個人的には、これはこれでいいことかもと思っていたりします。最近、飛行機のステータス修行がだいぶ一般化し、ステータス保有者を大量排出してきたのか、空港や飛行機に乗ると、けっこうその弊害に出くわすことが多いです。
今回の変更でハードルがあがれば、もう少し緩和されてくることを期待したいです。
国内線と国際線の両方の搭乗実績が評価される
この新しい"JAL Life Status プログラム" で、国内線と国際線の両方の搭乗実績が使えるのは、自分にとっては、かなりウレシイです。
従来、ステータスとは別に「JGC Life Mileage」という仕組みがあったのですが、そこでは、国内線か国際線、どちらかで基準を満たす必要があり、そこでのステータスを目指すならば、国内線か国際線を絞って、集中的に乗らないといけなかったです。
Star グレード
新しい"JAL Life Status プログラム" では、ポイント数に応じたStarグレードがあり、特典も用意されているようです。
私の、今までの搭乗実績で試算してみると、
- 国内線:330回 → 1,650ポイント
- 国際線:223,000マイル → 1,115ポイント
- →計2,765ポイント
「JGC Three Star」からのスタートでした。
次の「JGC Four Star」は3,000ポイントで、残り235ポイント。
国内線ならば、あと47回搭乗すれば達成です。
Life Statusポイントの計算方法(ショッピングマイル)
この新しい"JAL Life Status プログラム”は、搭乗実績によるポイントの他に、JALカード等の利用状況(2024年以降)によるポイントも加算されるので、実際にはもうすこし早く上位Starグレードに達成できるかも。
- 2,000ショッピングマイルごとに5ポイント
- 1ポイントあたり4万円/8万円
JALカードは通常200円利用ごとに1ショッピングマイルが付与されます。
「ショッピングマイル・プレミアム」に入っていると、100円利用ごとに1ショッピングマイルが付与されるようになります。
つまり、2,000ショッピングマイルは20万円/40万円の買い物に相当(1ポイントあたり4万円/8万円)
ところで、特約店でのボーナスマイルは、このショッピングマイルの対象なのでしょうか?
マイルが貯まりすぎて、定期的な支払いなどをPaypay経済圏に移していていたけど、これを機会にJALカードに戻そうかなぁ。
Have a good flight✈