福岡空港(FUK)・国内線に2017年3月28日にオープンした、JAL ダイヤモンド・プレミアラウンジをさっそく利用してきました。
2017年3月28日、日本航空・JALは、福岡空港・国内線に、「JAL ダイヤモンド・プレミアラウンジ」を新たにオープンさせました。
たまたま4月の第1週に、福岡空港発の飛行機に乗る機会があり、さっそく新ラウンジに入室してみました。
全体的な感想「すばらしい」の一言
結論を先に言いますと、「JAL ダイヤモンド・プレミアラウンジ(福岡空港・国内線)」は、洗練された空間で整えられた、なかなかすばらしいラウンジでした。
まずは、受付。
羽田空港・国内線のラウンジ受付や、国際線ラウンジの受付のような、長めの受付カウンターとなり、その背面にあるJALの鶴マークが、利用者を全面的に迎えられるような形になっています。従来の国内線サクララウンジの受付カウンターは、小さなものでしたが、それよりも、重厚感を感じるようなものになっています。
受付を済ませ、ラウンジへ。
「JAL ダイヤモンド・プレミアラウンジ(福岡空港・国内線)」へのエントランス・アプローチ、言い換えればラウンジにつながる廊下ですが、長めで、その突き当たりにはアート的な作品があります。羽田空港・国際線のファーストクラスラウンジの入り口のような感じです。
新千歳空港のJAL ダイヤモンド・プレミアラウンジに似た雰囲気
ラウンジ内に入ると、明るい木目調と赤を基調にした室内で、外の光が大いに入り、清爽感のある雰囲気。「JAL ダイヤモンド・プレミアラウンジ(羽田空港)」の重厚感とは違った印象です。
ちょうど、この3日前に訪れた、「JAL ダイヤモンド・プレミアラウンジ(新千歳空港・国内線)」と似たような雰囲気です。
ラウンジ内は、4つぐらいのエリアにわかれています。
ダイニングエリアと、休憩エリア。休憩エリアは、「机のある座席」「脇机のある座席」「窓際のカウンター式座席」など、座席タイプが異なり、気分や用途に合わせて、自由に選べます。
座席間のスペースもゆとりがあります。
当たり前ですが、オープンしたてなので、座席も新品でキレイです。
吊るし陳列がブーム?
「JAL ダイヤモンド・プレミアラウンジ(福岡空港・国内線)」には、壺などのアート的な作品や、地元の民芸品のようなものが置かれています。
テーブルの上部に、天井から吊るす形で、それらが展示してあります。
2017年2月にオープンした「JAL サクララウンジ(那覇空港)」や、「JAL ダイヤモンド・プレミアラウンジ(新千歳空港・国内線)」にも、そういう展示方法があり、共通感を感じます。
そういう「吊るし陳列」方法がブームなのか、あるいは、ラウンジ設計者が同じだからなのか。
空間の上部は、どうしてもデッドスペースとなりやすく、かといって壁などを作ってしまうと、圧迫感や閉塞感が出てしまいますが、この「吊るし陳列」は、開放的な雰囲気は残したまま、展示もできるので、空間の使い方としては「なるほど」と思います。家庭でも、取り入れたい収納方法とも思いました。
「特製カレーパン」が登場
フードには、羽田空港の「JAL ダイヤモンド・プレミアラウンジ」でおなじみの「特製カレーパン」はじめ、おにぎり、味噌汁・スープなどもあります。訪れた時には、高菜漬けのパン、明太子おにぎりなど、ご当地ものもありました。
お昼時や夕食時でもない微妙な時間帯で、お店でのしっかりした食事をするほどでもない、そんな出発前の小腹を満たすのにピッタリです。
ビールが4種類
ビールサーバーに「小」「大」などの注入量を選ぶ4つぐらいのボタンがあり、 「大」を選択という矢印が貼ってあります。
専用保安検査場があるのだが。。。
「JAL ダイヤモンド・プレミアラウンジ」専用の保安検査場があります。しかし、検査場を抜けるとラウンジ、という風になっておらず、検査場を抜けると、一般エリアのラウンジ横に出てきます。今後変わるかもしれません。
今まで、福岡空港は利用頻度がそれほどなく、福岡空港内のサクララウンジも、過去に2回ぐらいしか利用したことがありません。なんとなく、狭苦しかったような印象があります。
その過去のラウンジと比べれると、今回の「JAL ダイヤモンド・プレミアラウンジ(福岡空港・国内線)」は、大きく洗練された空間となっていて、すばらしいラウンジでした。
Have a good flight! ✈