国際線の国内区間の追加料金が6万円に値上げ?
伝説の「国際線乗り継ぎ割引運賃」
数年前まで、日本航空(JAL)の国際線に「国際線乗り継ぎ割引運賃」というのがあり、国際線の区間の前後に国内区間を片道5,940円で追加することができました。
この場合、国際線の運賃に関わらず、積算マイルは100%なので、国内線だけの割引運賃で飛ぶよりも、FLY ON ポイントやマイル獲得が効率的でした。この制度をうまく活用することで、マイル修行のコストパフォーマンスを向上させることが可能でした。(FOP単価が1円ぐらいのときもありました。)
今となっては、すっかり伝説的な存在です。
今は「国際線乗り継ぎ割引運賃」はなくなりましたが、日本発着24時間以内での国内区間を追加することはできます。その場合の追加料金は、だいたい5,000円ぐらいです。
「?」な国際線運賃 が表示される
先日、とある区間の運賃を調べていたら「?」的な金額が表示されました。
国内区間を追加しない場合の運賃
運賃名 | 金額 |
---|---|
Economy Saver(アップグレード不可) | 62,500円 |
Economy Saver | 145,000円 |
Economy Standard | 197,000円 |
Premium Economy Saver | 161,000円 |
Premium Economy Standard | 214,500円 |
Business Saver | 250,000円 |
国内区間を追加した場合の運賃
運賃名 | 金額 | 上との差額 |
---|---|---|
Economy Saver(アップグレード不可) | 67,500円 | 5,000円 |
Economy Saver | 150,000円 | 5,000円 |
Economy Standard | 202,000円 | 5,000円 |
Premium Economy Saver | 166,000円 | 5,000円 |
Premium Economy Standard | 219,500円 | 5,000円 |
Business Saver | 310,000円 | 60,000円 |
上のEconomy SaverからPremium Economy Standardまでは、 国内区間の有無の差額が5,000円で、とくに違和感を感じません。
しかし、その下の「Business Saver」の運賃が「?」。
Business Saver運賃での国内区間追加料金は6万円?
なぜか、Business Saver運賃での国内区間の追加金額が6万円。
上記の場合、国内区間を追加した場合「Business Saver」での運賃は255,000円となると思うのですが、 Business Saver運賃では追加料金5,000円ではなくなったでしょうか?
先日、Business Saver運賃でこれとは別の国際線の旅程に国内線区間を追加してもらった時は、追加5,000円ぐらいで済みました。
しかし、あれは3ヶ月ぐらい前の話だから、Business Saver運賃では、追加料金5,000円から6万円に値上げされたのでしょうか?
これは、システムエラーなのか、それとも、この価格で売りたいというちゃんとした価格設定なのか、どちらなのでしょうか。
予約センターにTELして確認すればいいだけの話ですが、ちょっと疑問です。
もっとも、Business Saver運賃で310,000円という金額はよくあるので、国内区間を追加しない場合のBusiness Saverの運賃を知らなければ、差額に疑問を持たずに、予約してしまう人もいそうです。
航空券の予約時には気をつけたいです。
Have a good flight! ✈