「Businessプラン」は、公式サイトで契約すると
Singapore - New York JFK:15,268 km (9,487 miles)
飛行機好きにはおなじみの「FlightRadar24」。
今までは、年間約1500円の「Silverプラン」を使っていたのですが、
今回「Businessプラン」に変更してみました。
「Businessプラン」は、公式サイトで契約すると
- $49.99/month
- $499.99/year
という料金。今の米ドル為替160円で、約8万円〜9万円です。
飛行機好きではありますが、
飛行機の情報を見るだけのために、この料金を課金するのは大変です。
実は、この「Businessプラン」は実質無料なんです。
ご存じの方もいるかと思いますが、
飛行機が発している電波(ADS-B：Automatic Dependent Surveillance- Broadcast)を受け取って、その情報をFlightRadar24に送信するという貢献者になると、その御礼として「Businessプラン」が使えるようになります。
今まで、飛行場とかの航空関係施設なんかの人に「情報を送信いただけませんか？」という告知ページを見たことがあり、そういう専門的な人たちにしか参加できないものと思っていました。
Raspberry PiでFlightRadar24にADS-Bデータ送信
ところが、
Raspberry Piという小さなマイコンとアンテナセットを自前で揃えて、FlightRadar24にADS-Bデータ送信を行うことも可能だったようです。それならば、ちょっと関心がでてきました。
そういう機器キットが売られ、自分でセッティングしていく必要があるのですが、はじめて全然わからないので、下の解説付きのキットセットを購入してみました。
教材、説明動画、Raspberry Piのアンテナセットで33,000円。
思ったほど難しくはなく、その手順通りに進めていくと、周囲に飛んでいる飛行機のADS-Bデータを拾い、FlightRadar24にデータ送信が始まりました。(このRaspberry Pi、中身はunixで、設定時にコマンド操作が少し必要です。マウスやスマホの操作しかやっていない方には、少し大変かもしれません。)
FlightRadar24のサイトで、アカウントとデータ送信機器の紐づけ等を行い、半日ぐらいすると、アカウントの種類が「Businessプラン」に変わっていました。(FlightRadar24側でデータ受信を確認できれば、数分で変わることもあるようです)
FlightRadar24の「Businessプラン」で何ができるのか？
さて、FlightRadar24の「Businessプラン」になると何が変わるのか。
大きな違いとしては、こんな感じです。
- 今までのプランですと、FlightRadar24のアプリで、飛行機情報を見ると、鍵マークで表示されていなかった項目が、表示されるようになります。
- また、飛行機の履歴も、無料ですと過去7日分しか見れなかったのが、3年分表示されるようになります。
- 地図に天候情報が表示される
ぱっと見での変化は、こんな感じでしょうか。
その他、細かい変化もあります。詳しくはFlightRadar24のプラン紹介のページで紹介されています。
FlightRadar24のBusinessプランとなり、空の旅が、より快適になりそうです。
Have a good flight✈
