沖縄・那覇空港(OKA)にある日本航空・JALサクララウンジが2017年2月28日にリニューアル・オープン。偶然にも、その時期に那覇空港を使う機会があり、さっそくラウンジに入室してみました。
椅子などの什器も一新
- マイル修行者におなじみの「那覇空港のJALサクララウンジ」
- 2016年11月から閉鎖されていた「那覇空港のJALサクララウンジ」
- 閉鎖時は1000円クーポン券を配布
- 2017年2月28日にリニューアルオープン
- 新「那覇空港のJALサクララウンジ」に入室感想
- 充実したラウンジになった「那覇空港のJALサクララウンジ」
- 残念、小袋のおやつが廃止
マイル修行者におなじみの「那覇空港のJALサクララウンジ」
OKA-SINコースの修行などをおこうと、利用頻度が高くなるラウンジの一つ「那覇空港のJALサクララウンジ」。
那覇空港は、保安検査の前には、おなじみの空港食堂やA&W、沖縄料理のお店など、他の地方空港と比べると、かなり充実しています。
しかし、保安検査を抜けると、DFSギャラリアや、お土産ショップぐらいしかお店がなく、搭乗までの時間の過ごし方というのが、悩みとなります。
そんなとき、「那覇空港のJALサクララウンジ」は、貴重な存在。
座れる場所、沖縄を代表するオリオンビールなどのアルコール飲料・ソフトドリンク、小袋のおやつもあり、なかなか重宝するラウンジでした。那覇空港を利用する、日本航空・JALラウンジ入室資格者ならば、帰りに寄って損はないという存在。
リニューアル前の風景
2016年11月から閉鎖されていた「那覇空港のJALサクララウンジ」
その那覇空港のJALサクララウンジが、全面リニューアル工事のため、2016年11月から閉鎖されていました。
以前の那覇空港のJALサクララウンジを利用していて、椅子などの什器がだいぶ経年劣化してきたし、ラウンジ全体の雰囲気も、一昔前の感じがしていました。
帝国ホテルなどのラウンジや歴史ある会社の古い本社にあるような、重厚感のある雰囲気に近い印象でした。悪い雰囲気ではないのですが、ここ数年、おしゃれカフェなどが出てきて、一般的なくつろげる雰囲気に求める価値観が変わってきて、それらと比べると、だいぶ差が出始めてきた。
あとは、ラウンジの収容人数も、以前の那覇空港のJALサクララウンジは、かなり限界にきていると感じていました。とくに、夕方の、出発が重なる時間帯だと、席が埋まっていることが多かった。
前述のように、那覇空港のJALサクララウンジは、地方空港としては、利用者の多いラウンジ(のはず)。そろそろリニューアルしておいた方がいいのでは、という機運があったのだと思います。
そんなこんなで、2016年11月から閉鎖され、リニューアル工事へ。
工事中の様子
閉鎖時は1000円クーポン券を配布
沖縄・那覇空港には、ラウンジ閉鎖期間にも、何度か利用していました。
その期間、当然ラウンジが使えない(カード会社ラウンジがあるので、ゴールド以上のクレジットカードを持っていれば、そちらで過ごせることができます。)わけですが、JALラウンジ入室資格者には、1000円クーポン券が配布されていました。
この1000円クーポン券は、那覇空港内のお土産屋や飲食店で利用できるというもの。
今までは、復路で那覇空港に着いたら、そのまま、保安検査の中にはいってしまい、空港内のお店に行くことが少なかったので、この1000円クーポン券は、那覇空港内のお店の探求ができて、意外と面白かったです。
1000円クーポン券
2017年2月28日にリニューアルオープン
そして、2017年2月28日に那覇空港のJALサクララウンジがリニューアル・オープン。
当初、「2017年春頃リニューアル」と聞いていたのですが、だいぶ早まりました。
たまたま、2月28日から沖縄に行く予定があり、リニューアルした那覇空港のJALサクララウンジをみることになりました。この沖縄行きは、ずいぶん前に決まっていたもので、偶然にも、リニューアルオープンと時期が一致しました。
新しい入り口
新「那覇空港のJALサクララウンジ」に入室感想
今までのラウンジと比べて、最初に違うのが入り口。
ダイヤモンド・JGCプレミアのステータス会員、当日国内線ファーストクラス搭乗の人は、ラウンジに直結の、専用の保安検査場が用意されました。
この入り口は、従来の保安検査の横にあります。以前は、ここに何があったのかが、思い出せない。壁だったような気がしないでもない。
ラウンジ直結の専用保安検査が設置
ラウンジに入ると、「今までかなり雰囲気が違う」と感じました。
従来の、保安検査を抜けた後にあった、ラウンジ入り口から室内へのアプローチも、だいぶ変わっていました。
そして、ラウンジそのものの雰囲気が、だいぶ違います。
一言で言えば「明るい」
以前の重苦しい雰囲気がなくなりました。
以前のラウンジは、窓がほとんどなく(隅の方に、わずかある)、外の明かりがほとんど入ってこない。ラウンジの中にいると、外が大雨でも、それがわからない、ということがありました。
今回のリニューアルで、窓スペースが増えて、その窓に沿って、ライト系の木目調の長テーブルを配置。さわやかなカフェのような感じです。
それ以外にも、床が、琉球石灰岩を感じさせる、白基調の床材で、その雰囲気もあると思います。
充実したラウンジになった「那覇空港のJALサクララウンジ」
雰囲気以外にも、中はいろいろ変わっていました。
椅子などの什器は一新され、そして、PCや仕事などができる、机やテーブルが配置されました。エリアごとに椅子や机の雰囲気が変えていて、なかなかいい感じです。
コピー・FAX機、電子ダイヤル式のロッカーも登場しました。トイレスペースも広くなった感じです。
残念、小袋のおやつが廃止
ドリンク内容は、以前と変わらず。ビール用の容器が、今までの使い捨てプラスチックから、ビール専用のグラスとなりました。エコのご時世、当然の流れかと思います。
ちょっと残念なのが、今まで小袋で提供されていた「おやつ」が、必要な分をお皿に盛るパターンに変更です。
あられ・ぼんち揚など、3種類ぐらいのおやつがあったわけですが、それが一種類のみに。羽田空港にあるものと一緒です。
小袋の提供ですと、その場で食べずに、持ち帰る人が多く、ラウンジのスタッフが補充した途端、瞬間蒸発していました。あれは、オペレーションを変えるだろうな、と見ていて感じていましたが、実際にそうなってしまいました。
とはいえ、ラウンジ全体はかなりいい感じに変わったので、全体的には「よし」ではないでしょうか。
Have a good flight! ✈