全日空・ANAに飛行機の墓場行きのフライトコードがありました。
- NH9434はANAの退役機体のフライトナンバー
- ANA9434/NH9434の行程:HND=ANC=SBD
- 飛行機の墓場「サンバーナーディーノ国際空港」
- 日本航空・JALの退役・飛行機用のフライトコード
普段利用するのが日本航空・JALばかりで、全日空・ANAのことはあまり知りません。
ある日、SNSで「ANA9434/NH9434」のフライトナンバーを何人かがつぶやいているのを見かけました。「何だろう?」と思い調べてみると、その理由がわかりました。
NH9434はANAの退役機体のフライトナンバー
この「ANA9434/NH9434」というフライトナンバーは、全日空・ANAで退役する飛行機を、飛行機の墓場へフェリー(輸送)するための、フライトナンバーでした。
だから
◯◯年間、ありがとう!
というコメントもSNSでつぶやかれていたのです。
ANA9434/NH9434の行程:HND=ANC=SBD
ANA9434/NH9434行程は以下です。
02時27分 JST 羽田空港(HND)
↓
到着
09時58分 AKST アンカレッジ(ANC)
出発
03時29分 AKST アンカレッジ(ANC)
↓
到着
09時05分 PST サンバーナーディーノ(SBD)
羽田空港を出発して、 アラスカのアンカレッジ空港に到着。しばらくしてから、アンカレッジ空港を発ち、アメリカ・カルフォルニア州のサンバーナーディーノ空港に到着。
「アンカレッジ」といえば、飛行機の航続距離がまだ短いころ、アメリカ行きの飛行機が降り立ち、給油をしたところ。航続距離の長い787の登場で、一般旅客にはすっかり縁のない場所になってしまいました。
ところで、飛行機ログサイトをみると、HND→ANCの飛行時間が1時間30分となっているのですが、こんなに近いのでしょうか?
冬場は貿易風が強いから?
乗客がいないので軽いから?
飛行機の墓場「サンバーナーディーノ国際空港」
このANA9434/NH9434の飛行機がたどり着いた「アメリカ・カリフォルニア州のサンバーナーディーノ国際空港」。この空港は、調べてみると「飛行機の墓場」として有名な空港のようです。
最後のフライトを終えた飛行機は、この空港に駐機され、部品のパーツ取りなどに使われていく運命にあるとのこと。
このサンバーナーディーノ国際空港をGoogleマップで見てみると、
こんな感じに、飛行機がずらりと並んでいる光景を想像したのですが、サンバーナーディーノ国際空港をみると、飛行機がずらりという光景はありませんでした。一見すると、普通の空港のように見えます。
このサンバーナーディーノ国際空港の隅の方をみると、部品取りされた後と思われる飛行機の機体が何体か見られます。
日本航空・JALの退役・飛行機用のフライトコード
日本航空・JALにも同じようなフライトコードがあるのか調べてみましたが、そういう情報にはたどり着けませんでした。ご存知の方がいましたら、ぜひ教えてください。
Have a good flight! ✈