「飛行場」と「空港」の違いについて、ふと気になり、調べてみました。
しかし、なぜ、このアプリは旧名称で表示されるのだろう?
先日、三沢空港を利用したら、とあるアプリで「三沢飛行場」と表記されていることに気づきました。
「飛行場」と「空港」の違いは何だろう?と思い、調べてみました。
なんとなくですが、
「空港」 = 大きい施設。旅客者が多く、忙しく動いているようなイメージ。
「飛行場」 = 小さい施設。田舎にあるのどかな場所にあるイメージ。
のような感じがします。
「飛行場」と「空港」の違い
wikiによると「飛行場」とは、
「飛行場」は、航空機が離陸・着陸できる場所を指し、基本的には「空港」も含んでいる。
日本の航空法では、航空機の離着陸の用に供する施設を飛行場と定義
さらに「空港」とは
「空港」は、国際民間航空機関(ICAO)では、(飛行場の中でも)旅客、貨物などの輸送に使われ港のような役割をもつ公共用の飛行場を特にairport( 空港)と呼ぶ、としている。
空港法(旧空港整備法、昭和31年法律第80号)では、(その中でも)主として公共用飛行場を空港と定義
つまり、航空機などが離発着する場所は全て「飛行場」となり、そのうち港湾的な機能があるものが「空港」となるようです。
日本にある「空港」ではない「飛行場」
三沢飛行場のように「飛行場」という名前の施設が、けっこうあります。
- 調布飛行場
- 名古屋飛行場(小牧空港)
- 但馬飛行場(コウノトリ但馬空港)
- 岡南飛行場
- 天草飛行場
- 大分県央飛行場
- 札幌飛行場(札幌丘珠空港)
- 千歳飛行場
- 三沢飛行場
- 百里飛行場(茨城空港)
- 小松飛行場(小松空港)
- 美保飛行場(米子鬼太郎空港)
- 岩国飛行場(岩国錦帯橋空港)
- 徳島飛行場(徳島阿波おどり空港)
正式名称とは別に、呼称で「空港名」を付けているところもあります。
たしかに「百里飛行場」よりも「茨城空港」の方が、どこにある空港なのかがわかりやすいです。
「飛行場」の設置管理者は軍関係が多い
「飛行場」となっている施設の概要を見ていくと、「防衛省」や「米軍」が飛行場の設置管理者となっているところが多いように感じます。(中には自治体が設置管理者となっているところもあります。)
とくに三沢飛行場は、
三沢飛行場は、アメリカ空軍が管理運営し、管制は航空自衛隊が実施している飛行場に日本国内の定期航空路線の航空機が発着する共用飛行場
という施設で、米軍基地に離発着していることになります。このような場所は、三沢飛行場以外に「岩国飛行場(岩国錦帯橋空港)」があります。
以上、「飛行場」と「空港」の違いについてでした。
Have a good flight! ✈