飛行機に乗っていると、機体が揺れることがあります。
飛行機が揺れることの原因としては、気流の乱れや風の変化、積乱雲などが影響していることが多いです。
ここ1年の間で飛行機に乗ったときに撮った動画を見返すと、揺れているときに撮ったものがいくつか見つけました。
中には、国内線ファーストクラスを利用しているときに、大気の状態が不安定になり、シートベルトサインが点灯するほどの揺れが発生し、食事や飲み物提供の機内サービス中断で、そのまま終了となってしまったという、残念なこともありました。
幸いなことに、そのときのフライトは、大きな事故にはならず、無事に着陸できましたので、安全第一という点では、これはこれでよかったです。
ジェットコースターのような、激しく上下に動く乗り物は苦手なんですが、この飛行機の揺れは、けっこう好きです。
揺れもいろいろあります。ナショナルジオグラフィックで放送している飛行機事故の検証番組「メーデー」を見てると、大気の状態が急変して、飛行機の揚力を失い、そのまま事故に至ってしまうものもいくつかあります。
こういう事故の前兆のような揺れに遭遇するのは避けたいものです。
飛行機が揚力を失う可能性がある大気の条件として、こんなのがあります。
- 風切りやマイクロバースト:
突風やマイクロバーストなどの急激な風の変化は、飛行機の揚力に影響を与えることがあります。これにより、機体が急激に揚力を失い、高度を急降下する可能性があります。 - 氷結と凍結:
高高度や寒冷地域での遭遇により、機体に氷が付着することがあります。氷結した状態での飛行は、主翼や舵などの揚力発生部位が損なわれ、揚力喪失や操縦の困難さを引き起こす可能性があります。 - 気象条件の悪化:
雷雨、強風、視界不良などの気象条件が悪化すると、飛行機の運航に影響を与えることがあります。これが、揚力不足を引き起こす危険性があります。 - 機体の氷結防止装置の不備:
飛行機は氷結を防ぐために各種の装置を備えていますが、これらの装置が正常に作動しない場合、機体に氷が付着し、揚力不足を引き起こす可能性があります。
どれも、乗客が気をつけても、どうしょうもない出来事です。
いろいろな飛行機事故が発生し、それによって、その事象への対処法というのが考えられることで、飛行機の安全性が高められています。
これまでの尊い犠牲があったから、今こうして安全に飛行機の旅ができるので、そのような感謝を心を持ちながら、飛行機に搭乗したいと思います。
Have a good flight✈