上写真はある日の 日本航空・JALの国内線ファーストクラスでの光景。
CAさんが、新聞紙や毛布、奥の方には枕などを敷いている作業が見えます。
このファーストクラスで、一体 何があったのか?
- 1) 泡ワインの瓶が倒れ、大量にこぼれた
- 2) 気分悪くなった乗客が....
- 3) その他
答えは?
このクイズの答えです。
「その他」
(トイレ🚽の上水が漏水した)
まず、この写真に至るまでの状況説明です。
国内線ファーストクラスのアップグレートキャンセルが落ちてきて、
フライト自体は全く問題なく、快適な空の旅を楽しみながら、
「空港に到着!」という瞬間、
いつも通りタイヤがガタンと滑走路に着地する音。
すると、前方から何か「液体」が流れてくる‼️
気泡っぽいのはいった液体だったので、
着地のショックで
ファーストクラスの泡ワインのボトルが倒れたのかなと思ったら、
CAさんたちがざわつき始めて、どうも違うらしい。
ドバドバというほどではないけど、どんどん滲み出てくる感じ。あきらかにボトルに入っている量以上、
どうやら、前方のトイレから、水が流れてきて、
着地のショックで何かが外れて、漏水しているらしい。
そこからのCAさんの対応がすごかったです。
まずは漏水を止めて、
ファーストクラス用に積んでる新聞やブランケット、枕。
吸水できるものを とにかく床に敷いていく。
私は、そのトイレに近い席だったので、
その間、チーフCAさんが、何度も 「水で濡れませんでしたか?」と聞きに来てくれる。こちらはいいので、その作業を優先してくださいと思ってしまうぐらい。
あと数分で、搭乗口に着いて降機が始まるから、作業も急ピッチ。
なんとか暫定的に通れるようにする。
私自身、飛行機には何百回と乗っているけど、こんなことに初めて遭遇。
ベテランのCAさんも「こんな状態初めてです」とビックリ。
後方にいた乗客は、この状況知らないから、降機時に そこを通る時に「何だ、これは?」とビックリされている。
到着した途端のアクシデントだったのでそのまま到着できたけど、上空とかだったら、引き返しとかになるのかな。そういう意味ではラッキーだったなと思いました。
迅速に臨機応変な対応をされた、JALのCAさんにも感謝です!!
おそらく、こんなときの対応マニュアルなんて、ないでしょうから。それでも咄嗟の行動ができるのは、日頃からいろいろな緊急対応の訓練をされている成果だと感じました。
Have a good flight✈