マイル修行の定番ルート「OKA-SIN」の航空券の作り方を紹介します。
「OKA-SIN」ルートで見慣れる那覇空港の風景
ここでは、「距離派」のマイル修行の定番ルートの一つ「OKA-SIN」コースこと「沖縄 - シンガポール」旅程を例に話を進めます。他のルートでも、予約の仕方などは同じです。なお、日本航空・JALの場合の手続き方法となります。
Webサイトからの予約方法
JALのサイトにログインにします。
「国際線」のタブから
到着地:「シンガポール」
日程 :ご都合の良い日程で
で検索します。
しばらくすると、検索結果が表示されます。
なお、表示されるまで、時間がかかることが多いです。
「止まっているのか?」と思うこともありますが、辛抱強く待ちましょう。
ダイナミックセイバー運賃は、タイプAからタイプFまであり、タイプAに近いほど、運賃が高くなります。費用を安くしたい人は、なるべく「タイプE」や「タイプF」を選ぶようにします。土日や休日に出発の場合、高い運賃になりがちです。
自分の乗りたい便が決まったら、この段階で予約を確定しておきます。
なお「精算」は、まだこの時点でしません。
電話で予約内容を微調整する
国内線区間を普通席からクラスJに変更したかったり、
便を変更したい
といった予約内容の変更は、Web上からは行えません。
JALの国際線予約センター(またはステータス会員向け窓口)に電話します。
個人認証のあと、係の人につながり
「●●●さま、本日はどのようなご利用でしょうか?」
というように聞かれますので、
「●月のシンガポール行きの予約の件で」と言えば、話が伝わります。
東京で一泊してからシンガポールへ
なお、Web上で予約を作っていくと、
X日 (国際線) 東京 → シンガポール
と、同一日に沖縄から東京へ移動して、そのままシンガポールへ飛ぶ便が推奨されてきます。
実は、この国内線から国際線への乗り継ぎは、
ルール上、24時間以内であれば、成立します。
X+1日 (国際線) 東京 → シンガポール
という旅程も可能です。
正直、同一日に何回も飛行機に乗るというのはツライときもあります。
あまり無理せずに、飛行機の旅を楽しむのであれば、このような一泊するというのもありです。
予約変更可能は航空券購入・発券前まで
なお、割引航空運賃「ダイナミックセイバー」での予約の変更は、航空券ができる前、
つまり、精算前までしか行えませんので、注意しましょう。
航空券の購入を忘れずに
なお予約は7日間までしか持ちません。
その間に購入しないと、この予約は取り消しとなります。
再度、予約を取り直したら、空席がなくなっていたということもありますので、ご注意ください。
2015年4月から「OKA-SIN」が不可に
本来の「OKA-SIN」コースの航空券は、
復路:シンガポール → 東京 → 那覇 → 東京*
の6区間を搭乗できる航空券です。
上の「東京*」は、お住まいの近くの空港として、東京の人は、東京・羽田空港、大阪の人は、大阪伊丹空港、関西空港になど、読み替えてください。
残念ながら、日本航空・JALで国際線乗り継ぎ割引運賃の制度変更があり、2015年4月以降発券分より、このような航空券を作ることができなくなりました。
今は、
復路:シンガポール → 東京 → 那覇
の4区間の航空券しか購入できず、
那覇から始まり、那覇で終わる内容となります。
その先の、出発地から那覇、那覇から出発地のまでの航空券が別途必要になります。
復路:シンガポール → 東京 → 那覇 → 東京*
この、往路:「東京* → 那覇」、復路:「那覇 → 東京*」をどうするか。
次回は、それをご紹介します。