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数字で見る羽田空港



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読みにくく、大変申し訳ございません。


日頃よく利用している羽田空港。

ふと、数値的なものを調べてみたら、そのすごさを再実感しました。

 

数字で見る羽田空港
羽田空港にある「羽田航空神社」

 

 

羽田空港の利用者数は1日20万人

 

羽田空港の年間利用者数 75,254,942人
国内線:62,500,489人
国際線:12,754,453人
(出所:2015年の年間データ、国土交通省の統計データより)

 

羽田空港の年間利用者数 75,254,942人 ÷ 365日 = 206,177人

ちなみに、20万人というと、JR東日本の高田馬場駅の1日利用者数が202,554人で、同じぐらい。なお、東京駅の1日利用者数は434,633人。新宿駅は760,043人で第一位。(2015年の利用者数)

 

 

日本の国内航空旅客の約7割を羽田空港が占める

 

日本の飛行機旅客数は年間9,587万人
(出所:2015年の年間データ、国土交通省の統計データより)

 

羽田空港の年間利用者数 6,250万人 ÷ 日本の飛行機旅客数 9,587万人 = 65.19 %

 

 

一番旅客が多い路線は「羽田=札幌」年間約900万人

 

「羽田=札幌」の利用者数:8,986,390人
(出所:2015年の年間データ、国土交通省の統計データより)

 

 

羽田空港での飛行機の発着数は1日600回

 

羽田空港の飛行機の発着数
年間219,271回

国内線:186,560回
国際線:32,711
(出所:2015年の年間データ、国土交通省の統計データより)

 

年間の発着数219,271回 ÷ 365日 = 600.74回

600回 ÷ 24時間 = 25回

1時間あたり25回の発着。 2分に1回(60分 ÷ 25回 = 2.4回)発着している。実際には、夜間などの閑散時間帯、朝や夕方の混雑時間帯などがあるから、発着頻度はこれ以上。

 

 

国内販売のジェット燃料の半分は羽田空港で消費

 

ジェット燃料供給量(年間)2,841,807キロリットル
(出所:2015年の年間データ、国土交通省の統計データより)

日本のジェット燃料販売量(年間)5,407,280キロリットル
(出所:2015年の年間データ、経済産業省の統計データより)

 

羽田空港での利用量 2,841,807キロリットル ÷ 日本国内の販売量 5,407,280キロリットル = 52.55%

 

 

羽田空港の物品・飲食販売は一人約2,000円の客単価

 

羽田空港の物品販売の売上高 年間1,337億円
国内線:334億円
国際線:351億円
その他:651億

羽田空港の飲食の売上高 年間175億円
飲食店舗:95億円
機内食:56億円
その他:23億円
(出所:2016年3月期の状況、日本空港ビルデング株式会社の公表資料より)

 

物販・飲食売上を旅客一人当たりでみると、

羽田空港の物品販売・飲食の売上高 1,512億円 ÷ 羽田空港の年間利用者数 75,254,942人 = 2,009円

 

食事をすれば、だいたい1,000円以上だし、それにお土産などを購入すれば、だいたいこのぐらいのお金は使っているから、かなり納得感のある数字。

 

 

羽田空港で用意する機内食の数 1日7万食

 

ANAの羽田、国際線と国内線の機内食
1日およそ1万1900食
JALの羽田、国際線と国内線の機内食
?食 (出所:各社の公表資料より)

 

公表情報が少なすぎて、推計するしかない。

国際線の年間利用者数が 12,754,453人 ということは、1日34,943人(12,754,453人 ÷ 365日)。一人2食分を用意するとなると、34,943人 × 2食 = 69,887 食。

国内線の上級クラスの機内食を入れると、おそらく7万食は超えるはず。

 

 

羽田空港は、木に換算して約30万本分の環境負荷

 

第1旅客ターミナルビルの環境負荷
33,272 t-Co2

第2旅客ターミナルビルの環境負荷
31,468 t-Co2 (出所:日本空港ビルデング株式会社の公表資料より)

 

木一本のCo2吸収量は、0.2t-Co2(樹種や年数にもよる)とすると、

 

64,740(33,272 + 31,468 ) t-Co2 ÷ 0.2 t-Co2/本 = 323,700 本

 

ただし、国際線ビルや、飛行機が排する環境負荷は、上記に含まれていません。

 

 

羽田空港の使用電気量は東京ディズニーリゾートの半分

 

羽田空港国内線旅客ターミナルビルで使用する年間電力量約1億2700万kWh
約1億2700万kWh

(出所:2010年度実績、日本空港ビルデング株式会社の公表資料より)

 

東京ディズニーリゾートでの消費電力は年間2億6780万kWh。

 

羽田空港 1億2700万kWh ÷ 東京ディズニーリゾート 2億6780万kWh = 47.4 %

 

夢の国、東京ディズニーリゾートの電気使用量、半端ないですね。

 

 

羽田空港の滑走路は4つ

2017年2月現在、羽田空港には、A/B/C/Dの4つの滑走路で運用されています。

 

羽田空港滑走路

 

なお、滑走路の使用状況が過密となっており、今後の発着回数を増やすために、C滑走路に並走した、新たな滑走路を洋上に作る計画があります。

成田空港での拡張は、土地問題もあり、進展がゆっくりですが、羽田空港は、「海の上」という手段が使えるからこそ可能な拡張計画だと思います。

 

 

羽田空港の新しい飛行経路

 2020年頃に、市街地の上空を飛ぶ飛行経路が新しく導入されようとしています。

現行:1時間80回
新:1時間90回(10回増加)

(出所:「羽田空港のこれから」国土交通省の資料より)

 

 2020年に東京でオリンピック・パラリンピックが開催され、多くの外国人が来日されることが見込まれています。しかし、成田空港も羽田空港も、現状の滑走路ではすでにキャパオーバーで、これ以上飛行機の発着回数を増やすことはできません。

茨城空港や仙台空港などの、国際線の受け入れが可能な地方空港を活用すればいいのでは?と思うのですが、大人の事情があるのでしょう。

羽田空港の飛行経路を少し工夫すると、発着回数が増えるのですが、その飛行経路が渋谷や新宿などの市街地の上空を通るルートのため、騒音や落下物等に対する懸念があり、住民や自治体への説明・理解を国が進めているところです。

 

 

(おまけ)羽田空港の由来/歴史

 

  • もともとの場所の名前「羽田村」に由来。
  • 「はねだ」は、低湿地を意味する「埴田」(はにだ)
  • 1931年に、民間飛行機が利用できる「東京飛行場」として設置。
  • 最初の飛行機は1931年8月25日、乗客は松虫・鈴虫の6000匹。
  • 羽田空港ターミナルの中に神社がある「羽田航空神社」。

 

 

(おまけ)PokémonGo / ポケモンGoのレアキャラが出やすい羽田空港

昔、 PokémonGo / ポケモンGoで遊んでいた時、羽田空港はレアキャラの出現頻度が高く、なかなか面白い場所でした。

 

羽田空港【ポケモンGo】の獲得記録
羽田空港は、なぜか「PokémonGo / ポケモンGo」のレアキャラなどが出やすく、遊んでいて面白い場所。

 

 

 

Have a good flight! ✈

 

 



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