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台風などで飛行機が欠航したときの対応方法(国内線)



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台風による飛行機の欠航をはじめて体験。台風などで飛行機が欠航したときの対応方法(国内線)をまとめてみました。

 

台風などで飛行機が欠航したときの対応方法(国内線)
飛行機に乗る予定があるときに台風が来るとビクビクします

 

 

2017年10月下旬、台風が日本に接近し、搭乗を予定していた飛行機が欠航。ここ数年、年間50回ぐらい飛行機に乗っていて、欠航という状況に、はじめて遭遇しました。

飛行機の予約などの手続きに慣れてはいますが、台風時の飛行機の振替や返金手続き対応というのは初めてで、知ることが多い機会でした。

 

備忘録的なことも踏まえ、ここにまとめておきます。

ここでの内容は、日本航空・JALでの対応内容です。

 

 

今回の欠航した旅程の状況

欠航を知ったタイミングは、搭乗前日の夕方頃で、国際線で成田空港に戻ってきたときでした。

成田空港に戻った翌日、国際線の国内乗継区間で搭乗する予定という、ちょっと特殊?な状況で、往復路で違う航空券での旅程でした。

  • 往路:国際線の国内乗継区間でのチケット
  • ホテル:キャンセル不可の宿泊プラン
  • レンタカー:利用前日からキャンセル料金発生
  • 復路:国内線のチケット

また、「国際線の国内乗継区間のチケット」と「国内線のチケット」で対応の方法が異なるので、要注意です。

 

 

欠航時は「振替」か「キャンセル(払い戻し)」

搭乗を予定していた飛行機が欠航したら、「振替」か「キャンセル(払い戻し)」を選ぶことになります。

なお、今回の私の状況では、「復路:国内線のチケット」は欠航していないのですが、往路が欠航したという事由ならば、同様の対応をしていただけます。

  • 往路:国際線の国内乗継区間でのチケット ← 欠航した区間
  • 復路:国内線のチケット ← 予定通り運行

 

まずは、「キャンセル(払い戻し)」について紹介します。

 

 

「キャンセル(払い戻し)」が一番簡単

「キャンセル(払い戻し)」が、一番簡単な対応方法です。

通常は、顧客の都合でキャンセルした場合、払い戻し手数料がかかる運賃でも、この台風などの災害時は、手数料がかからずに対応してくれます。

クレジット払いの時は、決済に使ったクレジットカードに返金されます。

 

 

航空券の払い戻しルール

以下の期限内に、電話でカスタマーセンターへ連絡をとれば、払い戻しの手続きを進めてくれます。

 

欠航した航空券の払戻可能期限

  • 予約変更できない運賃の場合:当初の出発予定日+40

  • 予約変更できる運賃の場合:「航空券の有効期間+10日」「当初の出発予定日+40日」のどちらか長い方

上記のように、この連絡は搭乗予定日の当日でなくても大丈夫です。

欠航決定直後は、カスタマーセンターに同じような対応を求める他の利用者からの電話が集中し、カスタマーセンターへの電話が「非常にかかりにくく」なりますので、日にちをずらした方が良いと思います。

日本航空・JALの場合、国内線と国際線では、連絡をするカスタマーセンターは異なりますので、注意しましょう。 

 

 

飛行機以外のキャンセル

旅行には、飛行機以外にも、宿泊するホテルや現地の交通手段としてレンタカーなども予約していることが多いと思います。

「台風」という事由ならば、ホテルやレンタカーもキャンセル可能となりました。

ホテルは、返金されない宿泊プランだったのですが、このときは返金されました。

「台風」というと、特別対応をしてくれるのですね。

 

 

 航空券の振替ルール:国内航空券と国際線の国内部分でルールが違う

「キャンセル(払い戻し)」ではなく、別便への振替の場合、少し複雑です。

 

国内線のチケットの場合

  • 連絡する先:国内線の担当窓口
  • 振替先:本来の搭乗予定日+30日以内に振替可能

 

国内線の通常チケットの場合は、振替を+30日以内の便から選べます。

 

 

国際線の国内乗継区間のチケット場合

  • 連絡する先:国際線の担当窓口
  • 振替先:復旧した早い便に振り替え

一方、国際線の国内乗継区間の場合は、そういう選ぶということができず、復旧次第、早めの便に乗らなければいけない、ということになります。「1週間後の便に振り替えられますか?」と聞いたら「ダメです」と断られました。

また、その復旧した早い便に確実に乗れる、という保証もありません。多少は優先して、席を確保してもらえる程度かと思います。

今回の台風による欠航では、台風の影響がいつまで残るのかが定かでなく、どの便から確実に出発するということが航空会社でもわからない状態でした。仮に、翌日の午前中の便に振り替えても、その便が再び欠航になれば、再度振替の手続きを行わなければいけないというループに陥る可能性があります。

 

この「振替」時も、通常は変更手数料がかかる運賃でも、手数料はかからずに対応していただけます。

 

 

振替の場合は迅速に連絡

「振替」するとしたら、振替先の飛行機の空席が速攻に埋まってしまうので、早めにカスタマーセンターへ連絡することをお勧めします。

なお、日本航空・JALの場合ですと、成田空港にいたカウンターのスタッフは、国際線がメインだからなのか、国内線の状況は知らないようで、「え、欠航なんですか?」と国内線の状況を初めて知り、国内線の振替の手続きもレアケースらしく、手続きマニュアルを見ながらでの対応でした。電話でカスタマーセンターに連絡をした方が早いかもしれません。

 

 

欠航した場合臨時便が設けられることも

台風などで欠航した翌日などに、臨時便が設定されることがあります。

前日に飛ばせなかった分の乗客の受け皿や機材繰りの関係もあるのでしょう。

急に、臨時便が現れるので、航空会社のホームページなどを、こまめにチェックされるとよいと思います。

 

台風などで飛行機が欠航したときの対応方法(国内線)
今回の欠航時はJAL4695便(羽田=沖縄)という臨時便が翌日に設定

 

 

まとめ:台風などで飛行機が欠航したときの対応方法(国内線)

  • 欠航が確定した段階で「キャンセル」「振替」のどちらかを判断する。

  • 「キャンセル」の場合:航空会社以外のホテルなどへは速やかに手続きする。航空会社へは所定の日にち以内に連絡する。

  • 「振替」の場合:すぐにカスタマーセンターへ連絡して席を確保する。ホテルなどには到着が遅れる旨を連絡する。

 

 

おまけ)飛行機を「キャンセル」して、ロマンスカーで箱根へ

今回の欠航で、私は「キャンセル」で払い戻しを選択しました。

東京は台風の影響がほとんどなく、天気がよい日だったので、予定していた旅程は、飛行機ではなく、ロマンスカーで近場の旅行に変えました。

 

 

Have a good flight! ✈

 

 

 

 



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